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「ライフプラン」を作り、積立投資をする理由を明確にする

なんとなく積立投資を始めなくてはいけないなという方は非常に多いと思います。でも、どうしていいのか分からない。投資の知識もそれほどない。だから、とりあえずすぐに困ることでもないからそのままにしておくという方が多いと思います。

そんな方には積立投資を始めることももちろん大事なのですが、あなたがどのような人生を実現したいのかを考えてもらいたいのです。これから先の人生において、あなたと家族にはどのようなライフイベントが起こって、そのときにどんな生活をしていたいのかをイメージしてもらいたいのです。

これなら積立投資は関係なく、あなたのしたいことですから、考えやすいと思います。

そのときに役に立つのがライフプランです。

これからどんなことが起こるかは誰にもわかりませんが、確実に家族は毎年年齢を重ねていきます。例えば、子どもが大学に進学するときに、あなたは何歳になっていますか?また何年後に夫は何歳、親は何歳と分かるだけでも、具体的にイメージしやすくなります。

また、これから実現したいことを考えることで、そのためにはいくらお金が必要なのかも分かります。あなたが何歳のときにどのくらいお金が必要になるのかを分かっていると、そのためにどんな準備をしなくてはいけないかが分かります。

現役世代は、すぐ目先の子どものための教育費や住宅購入のための資産形成に目が行きがちですが、以外と老後の資金も準備しておかなくてはいけないと気づいていただけると思います。

現役世代が老後をイメージするとき、親が今どういう生活をしているかを参考にしてしまいがちですが、親世代と現役世代では、まったく別と考えた方がよいでしょう。

というのも、1980年代のバブル期は、貯金をしているだけでお金が増えました。当時の預金金利はとても高く、ピークのときには7%くらいありました。10年くらい貯金していれば、お金が倍になったのです。

ですが、メガバンクの定期預金の金利はわずか0.01%。ほとんどゼロに近く、どれだけ長く貯金をしてもお金は増えません。

また、会社を退職して退職金と年金で暮らしていけたのは、2000年までのハナシ。これまでの日本では年金制度や退職金、企業年金などの制度が手厚かったため、60歳まできちんと働いていればお金の心配は少なかったのです。

ですが、年金の支給額はどんどん減り、年金の受給開始もどんどん遅くなっています。親がもらっていた退職金も同じようにもらえる可能性は低いでしょう。

親と同じような老後をイメージするならば、現役のうちに備えておかなければいけないことが大切!そのためにはあなたの「ライフプラン」について考える必要があります。

将来の人生設計をした上で、積立投資という方法で資産運用をすれば、年金を補うお金を作ることができます。

ここでは「将来のお金に対する不安を解消するための対策」を2つ紹介し、「老後の資金を作るためには、貯金よりも積立投資が適していること」についても解説します。

このページを読めば積立投資をするべき理由がハッキリして、資産形成を始めやすくなりますよ!

かづな先生、僕は半年前に結婚したんですが、最近いろいろ心配がありまして。

これからマイホームも買いたいですし、子供がほしいので教育費も貯めないといけないんです。でも、これからって年金も退職金も、あまり期待できないですよね?結婚生活は楽しいんですが、これからの家計が不安で・・(汗)

新婚生活、楽しそうでいいわね!

たしかに将来のお金って、不安になりやすいわよね。年金も先行き不透明だし。でも、不安を解消することはできるのよ。説明していきますね!

Contents

将来の「お金に対する不安」を解消するために、やるべきこと

お金の不安を解消するには、やるべきことが2つあります。

ひとつは、「ライフプラン」を考えることです。

将来について「なんとなく不安」と思っている人は多いですが、こう感じる理由は「目的が漠然としているから」です。

「何のために資産を作るのか」という目的をハッキリさせることで、モヤモヤした不安がなくなります。また、投資で挫折することがなくなります。

このために必要なのが、あなた自身のライフプランを作ることなのです。

2つ目は「老後に必要なお金について考えること」です。老後にいくら必要なのかが分かれば、そのために毎月いくら積立てていかなくてはいけないかが分かります。

このページではデータを元に、老後の生活費を計算してみます。

それではこの2つについて、説明しましょう!

ライフプランを考える

積立投資は短期的な値上がりを狙うのではなく、長期的な成長力に期待する投資です。だからこそ、自分にぴったりな、いいものを選びたいものです。

積立投資の第一歩となるのが、ライフプラン表を作ることです。ライフプラン表というと、難しそうに感じるかもしれませんが、以下のようなシンプルバージョンであれば、簡単に作れます。

【ライフプラン表シンプルバージョン】

名前今の年齢母:後期高齢者次女:大学母:平均寿命
68758287
46536065
桃子44515863
長女7142126
次女4111823

まずは上の図のように、横軸に「未来の年表」を、縦軸に「家族の名前」を全員分書きます。このとき、同居する家族の年齢だけでなく、将来面倒を見るであろう両親の年齢も書き込んでください。

家族それぞれの年齢を書くことで、「ライフプランの全体像」がわかりやすくなります。

上の例の桃子さんは、女性は男性より平均寿命が長いことを考慮して、残された母の面倒を見ることを予測して母の年齢を入れました。

何年分のライフプランを作れば良いかは、特に決まっていませんが、家族にとって節目となるライフイベントを入れていきます。桃子さんは、母が後期高齢者となる75歳のとき、次女が大学進学を迎えてまとまった学費がかかりそうな18歳、そして母が日本人の女性の平均寿命を迎える87歳の時期を選びました。

シンプルバージョンのライフプラン表は、家族の年齢のみですが、この作業をすると、これから人生で起こりそうなイベントがわかります。

母が後期高齢者になるとき、長女は14歳で、次女は11歳。お習い事や学費など、まだまだかかる時期です。

次女が大学進学するときには、長女もまだ大学生。学費がもっともかかる時期なのに、母は82歳で健康なのか。介護の費用は準備できているのか。夫婦2人も、60歳以降で収入は大丈夫なのか、などに気づかされます。

これこそがライフプランを作る最大の理由です。

あなたが未婚で「これから結婚をしたい」「出産したい」と考えている場合は、今その予定が決まっていなくても、家族の欄に結婚相手や子供を記入しましょう。

このように人生の見通しを立てておくと、「いつのタイミングで出費が多くなるのか」がわかります。すると「結婚や出産に向けて、お金を貯めよう」「子供の受験に向けて、資金を作ろう」のように目的がハッキリして、前もってお金の準備ができるのです。

ライフプランを書くと、たしかにこれからの人生の全体像がわかる気がします!お金の問題が完全に解決できたわけではないけど、モヤモヤした不安はなくなりますね。

そうなのよ。「何となく不安」っていう状態から一歩進むには、ライフプラン作りがとても効果的。これからもときどき見直ししていくことをおすすめするわ

なるほど!奥さんとも相談しながら、ときどき書いてみます!

老後に必要なお金について考える

シンプルバージョンのライフプラン表ができたら、もう少し詳しくライフプラン表を作ってみましょう。

住宅ローンや生活費など、大きな支出を書き加えていきます。子どもの教育費なども考えてみましょう。自動車の買い替えや住宅リフォーム、海外旅行など、気づいたことを加えていくと、よりリアルなライフプラン表に仕上がります。あなたの人生で実現させたいことを書き込んで、その準備をイメージするのです。

【ライフプラン表ガッツリバージョン】

あなたがどのような老後を暮らしたいのか、そのためには月にいくら必要なのかを書き加えていくと、不足額が明確になります。将来、何が起こるかは誰にも分かりませんが、人は誰でも年齢を重ねていくことだけは間違いないのです。今のうちに、ライフプラン表でイメージしておくことで、老後の資産形成に不可欠な積立投資で、大きなメリットとなります。

それでは、具体的に「老後の資金はいくら必要か」計算してみます。

前提条件として、夫の給料が50万円、住宅ローンが70歳まで15万円。夫が60歳で退職金1,000万円もらい、再雇用で現役時代の給料の半分である25万円で70歳まで働きます。そして、70歳から年金を15万円を受け取り、毎月25万円で生活していきます。

60歳から70歳の間、教育費はなくなりますが、住宅ローンが15万円残りますので、毎月の生活費としては40万円必要です。再雇用の給料は月25万円ですので、毎月15万円が不足することになります。つまり、10年間では、15万円×12カ月×10年=1,800万円が不足します。

また、夫が70歳から年金生活となり、平均寿命より長く生きて夫が90歳まで生きると、夫婦2人の年金生活は20年で年金が15万円で、生活費が25万円の場合、10万円×12カ月×20年=2,400万円不足することがわかります。

つまり、トータルで4,200万円必要です。

退職金が60歳のときに1,000万円ほどあれば、用意する資金は3,200万円となりますが、退職金がない場合は4,000万円超を用意する必要があります。

また、退職金があったとしても、年金受給の生活費は月25万円で試算していますので、旅行などゆとりある生活をしたいのであれば、月10万円×12カ月×20年=2,400万円がさらにプラスされます。

最低限の暮らしをしていたとしても、夫が90歳で亡くなった後、桃子さん1人の年金生活が続くとなれば、年金で不足する分を考慮する必要があるので、いずれの場合もトータルで4,000万円は準備しておく金額といえます。

上の例は一般的な場合で、実際は家庭それぞれで事情が違います。そのため、あなた自身の収入・支出をチェックする必要があります。

老後のためには4,000万円ですか!?ぼ、僕の老後は、終わったかもしれません・・(泣)

インパクトのある金額だけど、ちゃんと対策の仕方があるの。ここからが本題よ!

4,000万円は、貯金だけではムリ!

この資金を貯金で作ることはできるのか、シミュレーションしてみましょう。

何となく「貯金していけば大丈夫!」と考えている人は多いですが、これでは老後資金を準備することができません!実際に計算で見てみます。

【今の年齢が30歳の場合】

65歳-30歳=35年
4000万円÷35年÷12ヶ月=9.5万円

つまり生活費とは別に、「約9.5万円」を毎月貯金する必要があります。

【今の年齢が35歳の場合】

65歳-35歳=30年
4000万円÷30年÷12ヶ月=11.1万円

「約11万円」を毎月貯金する必要があります。

国税庁「2016年 民間給与実態統計」によると、30〜35歳の会社員の平均年収は「約300万円(月収およそ25万円)」です。

つまり上の金額を貯める場合、「給料の約50%を貯金する」という計算になります。実家暮らしならまだできるかもしれませんが、1人暮らしの場合、この金額を毎月貯めるのはほぼムリです(汗)

僕は33歳なんですが、給料は手取りで月27万円くらいなんです。この半分を貯金するのは、かなり厳しいです。

奥さんも働いてますが、これから育児をしてもらうつもりなので、ずっと仕事をしてもらおうとは思ってないんですよね。どうしよう・・。

ほとんどの家庭が、伊藤くんと同じ状態なのよ。つまり貯金だけで老後資金を作るのは、難しいっていうこと。

でも、貯金以外の手段を使えば、4,000万円も作れるのよ。

本当ですか??やっぱり、ちゃんと将来のことを考えるべきなんですね!

ホントそうなのよ!気づいた?(笑)ここから説明しますが、これからするべきことは「つみたてNISAを使った積立投資」です!

老後資金を作るために意識するべき2つのこと

ここまで見てきて、

  • 老後に備えて、4,000万円を準備する必要がある。
  • 会社員の給料を貯金するだけでは、この資金は用意できない。

ということがわかりました。ちょっと暗い話だったかもしれませんね。

ではどうしたら、4,000万円を準備することができるのでしょうか?

実は会社員でも、このお金を作ることはできます。そのためには、2つのことを意識することが大切です!

「老後までの時間」を有効活用する

4,000万円を老後までに作る秘策のひとつ目は、「時間を味方につけること」です。

こう言っても、「どういうこと?」という感じですよね。

お金を増やすには、大きく分けて3つの方法があります。

お金を増やす方法
  • 大きな資金を元に、起業する。
  • 100万円や200万円などのまとまったお金を、一気に投資する(一括投資)。
  • 毎月、投資信託などの投資商品をコツコツ購入する(積立投資)。

起業や一括投資は、リスクがとても大きいです。成功するとは限りませんし、失敗すると大きな損をしてしまいます。また、まとまったお金を持っている人は限られていて、企業や一括投資には才能やセンスも関係します。

これに対して積立投資なら、誰でも行うことができます。積立投資では毎月1万円や3万円など、自分の収入に見合ったお金を積み立てて運用します。

毎月の積み立て金が多くなるほど、老後にたくさんの資金を貯めることができます。ですが月に1〜3万円でも、十分に将来に向けた資産形成をすることは十分できます!

毎月の積立金額は小さくても、30歳や35歳から積立投資を始めれば、老後までに30〜35年の「時間」があります。この期間でずっと運用を続ければ「複利効果」という雪だるま方式の仕組みで、お金は増えていくのです(下で説明します)。

ちなみにアメリカでは、多くの人が「ファイナンシャルプランニング」というものを学んでいます。ファイナンシャルプランニングとは「何歳まで働き、退職までにいくら必要で、今から毎月いくら積み立てる必要があるのか」を計算するものです。

アメリカのファイナンシャルプランニングでは、「30代は年収の15~25%を積み立て投資に充てるべき」といわれています。例えば年収400万円であれば、月5万円を積み立てることになります(400万円×0.15%=60万円、60万円÷12ヶ月=月5万円)。

アメリカの年金は日本でいう厚生年金がなく、国民年金しかありません。そのため多くのアメリカ人は老後の資金を自分で作る必要があり、ファイナンシャルプランニングを学ぶのです。

年金や退職金に頼れない今の時代、日本人もアメリカ人のように積立投資を始める必要があるのです。

「金利」の力を活用する

金利」はお金を増やす上で、とても大きな力です。積立投資をすることで、金利の力を活用することができます。

1986〜1991年のバブル時代、ピーク時の金利は約6%でした。この場合、100万円貯金すると1年後には106.0万円、5年後には133.8万円、10年後には179.0万円にまで増えるのです。増えたお金にまた金利がかけられることによりドンドンお金が増えます。これを「複利効果」といいます。

ただ、現在の預金金利は「0.01%」です。

金利はある程度大きくないと、意味がありません。現在の金利は低すぎて、お金がほとんど増えません。100万円を貯金しても増えるお金は1年後に100円、10年後でも1,000円です。

金融業界には、「72の法則」という法則があります。これは「72という数字を金利で割ると、資金が倍になる年数を計算できる」という法則です。例を挙げて見てみましょう。

72を今の預金金利である「0.01」で割ってみます。すると、「7200」という計算になります。つまり今の時代、貯金で100万円を200万円にするには、7200年もかかってしまうのです。

ですが「運用利回り」つまり金利が5%の金融商品なら、約14年で資金が倍になります(72÷5=14)。7200年に比べると、圧倒的に短期間で資金を倍にすることができます。お金を運用では、金利の高さがいかに大切なのかわかると思います。

「毎月〇万円、想定利回り〇%、積立期間は〇年」でいくらになる?など、目標とするお金を貯めるために、毎月いくら積立をすれば良いのか、を計算するのに便利なのが、「みらい電卓」というサービスです。無料で利用できます。

ここでは試しに「毎月5万円、想定利回り5%、積立期間30年」と入力して計算してみましょう。この条件を、みらいシミュレーターに入力します。

結果は、「4,076.9万円」という計算になりました。つまり利回り5%で30年運用を続けると、30年で約4,000万円を作ることができるのです。

月5万円ずつ貯金をする場合、30年間で1,800万円しか準備できません。これに対して利回り5%の金融商品を月5万円ずつ購入すると、30年間で約4,000万円を準備できます。

つまり「時間」と「金利」、両方を味方にできるのが積立投資なんですね!

そうよ!積立投資は少額から取り組めるから、初心者に最適なの。できれば月3万円くらい、積立投資に回せるといいわね。

それなら僕の給料でも大丈夫です!毎月3万円、コツコツ積み立てようかな〜。

気持ちが乗ってきたね!早く始めるとそれだけ積立期間が長くなるから安心よ。慣れないことだから最初は面倒に感じるけど、スタートすれば知らないうちにお金が増えていきますよ(笑)

それはいいですね〜!最近仕事も忙しいし休みはゆっくりしたいから、積立投資なら時間も大切にできそうです!

積立投資は、貯金よりも「インフレ」に強い

積立投資が貯金よりも良い点として、金利の高さに加えて「インフレに強い」ということも挙げられます。

あなたが1,000円持っているとして、以前は300円だった牛丼が500円に値上がりしたら、所持金と購入するものは同じでも、買ったあとに残るお金は減ってしまいます。これがインフレであり、お金の価値が下がってしまうのです。

たとえばあなたが30歳のときに、1,000万円を貯金していたとします。36年後、あなたは老後を迎えます。この期間中、世の中で年間2%のインフレ(物価上昇)が進んでいたとすると、相対的にお金の価値は下がってしまいます。

前述の「72の法則」を使うと、次のように説明できます。

毎年2%ずつインフレが続くと36年後、1000万円は半分の500万円分の価値になってしまうのです。

以下のグラフは、物価の推移を示したものです。

長期的に見ると、物価は上がっています。短い期間で見ても、食料は2012〜2015年に5%以上値上がりしています。たとえばバターは2012年に387円でしたが2015年は429円となっており、約10.9%も値段がアップしています。

ペットボトルのドリンクも、少し前まではコンビニで100円だったのに、最近は150円前後ですよね。

老後生活に入るタイミングが先になるほど、今より物価が上がっている可能性があります。貯金だとお金を「そのまま置いておくだけ」のため、資産が目減りしやすいです。積立投資をすることで、インフレでの目減り分を補いながらお金を増やすことが大切なのです。

まとめ

老後の不安を解消するには「ライフプランを考えて、それを実現するためにいくらお金が必要なのか」を確認することが大切!

一般的な家庭(夫婦)の場合、4,000万円が目安です。

この金額を貯金で準備するには、10万円ほどを毎月貯めないといけません。そしてこの金額を用意できたとしても、インフレでお金の価値が目減りしてしまい、老後資金が足りなくなる可能性もあります。

つまり貯金で老後資金を作ろうと考えるのは、かなりリスクの高い考えなのです。

老後に必要なお金を作るには、積立投資で「時間」と「金利」を味方につけることが効果的。預貯金より圧倒的に資産を増やす可能性があるからです。

積立投資は、これからの日本人がぜひ取り組むべきことといえます。つみたてNISAは初心者でも利益を出しやすい投資信託だけが厳選されていて、20年間の運用益に税金がかかりません。ぜひ活用して、将来に向けた資産形成を始めてくださいね!

ところで、つみたてNISAって、どうやって始めたらいんですか?

つみたてNISAを始めるには、証券会社で「つみたてNISA専用口座」を作る必要があるの。

つみたてNISA専用口座を作ったら購入するファンドをスマホのマイページで決めて、自分にムリのない金額を設定して積み立てるっていう流れ。

私がすすめるネット証券では月100円から積立て投資が可能だけど、将来のための資産形成を目指すのであれば、5,000円や1万円くらいからスタートしてもらいたいわ。

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金額調整:毎月・ボーナス設定・NISA枠ぎりぎり注文
引落し方法 銀行口座・証券口座
ポイント付与 あり。年間108ポイント
→毎月の積立額が33,333円で0.05%付与のファンドを購入した1年目の場合

SBI証券はつみたてNISAの商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。楽天証券と取り扱い数は同数です。
また、積立方法を「毎日」「毎週」「毎月」と細かく設定できるほか、ネット証券にもかかわらず「実店舗」があります。気になることがあればスタッフに直接相談できます。

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