Top > インタビュー > 【インタビュー】ニッセイアセットマネジメント 結城宗治様・磯井理紗様

【インタビュー】ニッセイアセットマネジメント 結城宗治様・磯井理紗様

2019年2月21日に、ニッセイアセットマネジメントの結城宗治様、磯井理紗様にインタビューさせていただきましたので、その様子について実況中継していきます。

ニッセイアセットマネジメントは、生命保険でお馴染みの日本生命グループです。日本生命は、日本最大級の機関投資家の一つであり、株式や債券を始め様々な資産を運用しています。ニッセイアセットは、そのノウハウを活かした資産運用会社です。

結城様はその日本生命からの出向でニッセイアセットマネジメントの投資信託企画部の部長であり、磯井様は他の金融機関でのFP業務を経て、ニッセイアセットマネジメント様の広報室で活躍されています。

今回は、お忙しいお二人にお時間を取っていただき、新聞や雑誌などのプレス以外、初めてのインタビューとなりました!(ありがとうございます!!)

取材場所は、東京駅赤レンガの目の前、オアゾに隣接している、日本生命丸の内ビルです。

「初心者に投資信託がピッタリな理由」「ニッセイアセットマネジメント様がどんなポリシーでファンドを販売されているのか?」「いま積立投資を始めるべき理由」など、これからの投資スタートや商品選びに役立つ話をたくさん伺うことができました!ぜひ読んでみてくださいね。

今回インタビューさせて頂いたお二人

【結城宗治 様】

ニッセイアセットマネジメント株式会社
投資信託企画部 部長
投資信託企画室 室長

【磯井理紗 様】

投資信託企画部
ニューチャンネル戦略室
投資信託企画室
広報室 課長補佐

Contents

少子高齢化や定年の後ろ倒し。今の時代、資産形成は始めるべき!

普段、保険会社主催のFP勉強会に参加させていただく機会が多く、資産形成としての生命保険とつみたてNISAやiDeCoを比較検討される方が増えてきていることが話題になりました。可能な限り低コストのインデックスシリーズとして提供されているファンドをお持ちの御社に是非ともインタビューさせていただきたいと思い、日本生命の広報部長のご紹介でこの機会となりました。本日はよろしくお願いします。

実は、私は日本生命の出向で、現在ニッセイアセットマネジメントに在籍しています。そういう意味では、ライフプランから見た積立投資という観点からもお話させていただければと思います。

始めに基本的なことなのですが、私は今の時代、やはり誰もが資産形成をしていくべきだと思っています。結城さんは初心者の方が資産形成をするべき理由や今の社会を、どのようにお考えですか?

はい。やはり少子高齢化が進み、平均寿命も延びている中で、リタイアしてからの期間が長くなっています。リタイアしてもお金は必要なので、そのためのお金を、どのように事前に用意をしておくのかという意味で積立投資や資産形成というのが重要になってくるのだと思います。

人生100年時代とも言われるこれからは預金だけを取り崩していくのでは、生活資金も枯渇してしまうんじゃないかと、、、そういう意味でも、預金よりもリターンが高い投資信託や株などで、自助努力をしていくことが必要になるのかなと思いますね。

確かにそうですよね。これからは本当に、「自己責任」が大切な時代なんだと思います。

投資信託はプロに運用をお任せできる!初心者にオススメ

こうした時代の中で、投資信託(ファンド)は初心者向けの金融商品だと思うのですが、結城さんは投資信託をどのようにお考えですか?メリットなどをお聞きしたいです。

やはり「専門家が市場を見ながら運用してくれる」ところですね。

別に株式や債券を自分で買って運用しても良いわけですが「何を買っていいのか?」「今、状況がどうなっているのか?」などを毎日フォローするのは、普通にお仕事をされている方には、時間的にもかなり難しいですから。

投資信託を購入するとこれを全て自分でしなくていいですし、5,000円や1万円などで積み立てていけば無理なく大きな金額にできます。また、自動的にいろんな銘柄へ分散もできるので、投資信託は初心者の方に向いていると思いますね。

投資は知識がないと難しいですからね。いつも値動きを見ていられる人なんてなかなかいませんし、銘柄も売買のタイミングも、わからないことだらけですよね(笑)

投資信託はプロの方に運用してもらえるので、私も大きなメリットがあると思います。

高額な資金を有する方でしたら、多くの銘柄に分散投資して、自分で投資信託のように運用することもできるかもしれません。

ただ、なかなか、それだけのお金を持たれている方は、いらっしゃいませんので、分散投資をうまく効かせて、リスクを抑えて運用できる投資信託の商品性にメリットがあるということなんだろうと思います。

本当によく考えられた商品ですよね。私も投資をまず始めるなら投資信託がオススメですし、それをおトクに始められるのがつみたてNISAだと思っています。

ちなみに投資信託は大きな資金がない一般の方だけでなく、お金のある方にも良いと思うのですが、いかがですか?

そうですね。やはり銘柄の選定や売買、相場のチェックなど、自分の手間や労力が省けるという意味では、お金のある方にも投資信託は良いですね。

これだけ取り組みやすくてメリットがあるので、投資信託での資産形成を始める方は、これからも増えると思います。

そうですね。将来に対しての不安から奮起されて始める方も多いと思います。
ただ急に増えるのか?というと、どうなんでしょうか?

御社で発信されているように、投資についてのリテラシー(知識・常識)を高めて、投資家層を広げていかないと、将来への不安を抱き続けるだけで、投資に踏み出すことができない人が多数という状況は変わらないままということかもしれません。
そういう意味では、今のままだとじわじわというか、徐々にしか増えない。

なるほど、それはどういう意味なのでしょうか?

先日、つみたてNISAの口座数が100万口座を超えたという報道がありましたが、少しずつ根付き始めてはいるようです。

ただし、つみたてNISAでなくとも、これまで従来型のNISAもあったわけで、節税して運用するなら、これまでも十分チャンスはあったと思うんです。運用するにしても一般口座ではなく、NISA口座の方が有利なはずなんですが、それでも、まだ使われていない方がいっぱいいますよね。

確かにそうですね。新しいことを始めるのは、気持ち的に「面倒」って思ってしまいますよね(笑)

せっかく国が資産形成に受けて各種制度を設けたとしても、そこをちゃんとアンテナを高く張って、取り組める方というのは、なかなかそれほどいらっしゃらないということですね。

ですので、私たちもしっかり伝えていかないといけないんですが、御社のように投資についての情報発信をしていただくことが必要なんでしょう。投資についての知識がない方々が「ああ、やらなきゃ」「やるためには、これやったらいいんだ」と考えて、投資や資産形成に向けてのハードルが下がってこないと、投資を始める方はなかなか増えていかないんじゃないでしょうか。

さまざまなファンドを用意しているのは「投資へのハードルを下げるため」

ニッセイアセットマネジメントさんは自社でファンド(=投資信託)を作られていますが、健康関連の企業に投資する「ニッセイ健康応援ファンド」、各業界をリードする国内企業に投資する「ニッセイ日本勝ち組ファンド」、スポーツ関連企業に投資する「ニッセイ・ワールドスポーツ・ファンド」など、面白いファンドがたくさんありますよね。

こうした商品も、初心者さんの投資に対するハードルを下げる狙いがあるのでしょうか?

そうですね。やはり「まず興味を持ってもらう」という意図はあります。

「やらないといけない」という義務感から始めても、資産形成はつまらないですよね。

例えば、「まずい食材」を「栄養があるから食べないと・・」とイヤイヤ食べても続かないですよね(笑)

「あぁ、これだったら、食べたらすごく栄養になるかもしれない」「美味しそうだな」というふうに思えれば、喜んで食べられるんじゃないでしょうか。

投資でも同じように、人によってどこに嗜好があるのか変わってきますので、なるべく投資のハードルを下げるという意味でも、いろんな商品をご提供しています。ですので、この人に合った商品、この人が好んでいただける商品、この人向けの味付けの商品というのを、いくつかご提供しているというわけですね。

外国株式インデックスなどのインデックス商品というのは、バランスが整っている分、あまり色が付いていないというか、味付けがされていない。一方で、アクティブファンドの面白さは、色々味付けができているところにありますね。これは塩味で、これはカレー味で、、、という感じですね(笑)

私たちは、投資家の方が「俺はカレー味が好きだから、これを買おう」となるように、色々な商品を作っているとイメージしてもらえればと思います。

面白いですね(笑)初心者の方には「投資信託なんてよくわからないから、何でもいいよ」と考えてしまう方もいますが、ニッセイさんはすごくユーモアや遊び心が感じられますよね。

「投資や資産形成に興味をもってもらい、積極的に取り組んでもらおう」というところを意識されている気がしました。

そうですね。当たり前ですけど、投資というのは利益が出るときもあれば、損になってしまうときもありますから。

「これは自己責任ですから」と言われちゃうんですけれど、自分で納得できていないと、自己責任って問われても困ると思うんですよ。

確かに、投資ではよく言われることですよね。

損が出たときに「騙された」と思ってしまう方は、たぶん最初から、選んだファンドに納得ができてないんだと思います。

ですが、先ほどお話しいただいたスポーツのファンドや、あるいはAI関連株式に投資するファンドもそうですけど「これは、こういうストーリーで自分としては成長すると思っているから、これに投資をするんだ」とか、このファンドを運用するファンドマネージャーの投資哲学に共感できるとか、納得ができていれば、例え、損が出ていたとしても「あぁ、自分でこう判断したけど、間違っていたな」とか「いったん下がっているけれども、(納得できた)ストーリーからすると戻るかもしれないな」と考えることができる、と。

最初に納得できているので、自己責任を問われても、たぶんお客様的にとってストレスにはならないと思うんですよね。

確かにおっしゃる通りですね。ニッセイさんは「きちんとお客さんに投資への興味をもってもらう」という部分を、すごく意識されているんだなと感じますね。

信託報酬を下げる目的は「お客様へきちんと還元するため」

初心者さんは、やはりニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメントさんの人気商品。当サイトでもオススメNo.1!)を選ばれるんですか?純資産額が1,000億円って、かなり大きいと思うのですが。

【※純資産額とは?】

投資信託(ファンド)に集まっている資金のこと。大きいほど投資できる金額が増えるため、投資家へのリターンも増えやすくなります。

そうですね、インターネット経由のお客様を中心に多くのお客様に買っていただいています

インターネット上には何千本というファンドが並んでいるので、そこから選ぼうとすると、口コミであったり、ネットの評判であったりを参考にされますよね。そのなかで、弊社のニッセイ外国株式インデックスファンドというのは、口コミですとかネットの評判が良いこともありまして、これだけ残高(純資産)を積み上げることができました。

「投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー」 でも高い評価を得ていますもんね。信託報酬(投資信託を保有している間にかかるコスト)が低いのも、大きなメリットだと思います。

【※「投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー」とは?】

「投信ブロガー(ブログで投資や投資信託の情報発信をする個人投資家)」が選ぶ、優良ファンド20本のランキングのこと(公式サイト)。

そうですね。今年の受賞で5年連続で2位以内の受賞と、高く評価いただき、多くのお客様にご愛顧いただき、とても感謝しています。やはり、信託報酬が低いということは、選ばれるうえで一番大きな要因でしょうか。

ただ、それだけなら他の会社でも信託報酬が低いファンドはありますよ。弊社の役員も言っていますが「資産残高が増えたら、お客様にその利益を還元していく」いうことを大事にしていることが、このファンドの大きな特徴だと思っています。

ただ信託報酬を下げるのではなく、ファンドの資産残高が増えたら、お客さんに利益を還元するという形で、信託報酬を下げているんです。

これを続けてきたことで「ニッセイは、きちんと投資家のことを考えてくれる会社なんだ」というブランド・信頼につながっていると思います。

結果として、ニッセイ外国株式インデックスファンドは、これまでに信託報酬を4回下げてきましたし、監査報酬など、その他のコスト引下げにも取り組んできました。

4回も下げられてるんですね!私もチェックするたびに信託報酬が変わっていて、すごいと思います(笑)単純に他社さんとの信託報酬の引き下げ合戦というわけではなく、「お客さまへのリターンを考えた結果」という理由もあるのですね。

御社の方針・ポリシーに、こだわられている姿勢が感じられます。そしてそれが更に信頼へつながって、という。本当に好循環ですよね。

そうなんです。ありがとうございます。

ちなみに、信託報酬を引き下げる基準はあるのですか?

いえ、特に設けていません。資産残高が大きくなったらお客さまへ還元するという感じで、全体の利益を見ながら判断していますね。

ありがとうございます。数字だけで考えれば「信託報酬が安い=良いファンド」となりますが、単純に安いだけでなく、きちんと投資家さんのことを考えられているところがすごく共感できます。

ちなみに、ニッセイ外国株式インデックスファンドから購入を始めた方に、ほかのファンドも買ってほしいという思いもあったりするのですか?

外国株式インデックスを選ばれている方というのは、世界の株に分散して投資をすることに重きを置いておられるはずです。分散して長期に株式投資をして資産形成をしていきたいという方に対して、敢えて次のステップを促す必然性もないかもしれません。

ですが、「それでは物足らない」「期待リターンはこれくらい狙いたい」とか「リターンはもっと低くてもいい、でもその代わりにリスクも抑えたい」とか「投資できる期間が短いので、もうちょっとリターンを高くしないと目標に達しない」と思う方は、違うファンドを考えてみるのも良いと思います。

さきほど、つみたてNISAの話がありましたけど、つみたてNISAの投資対象には国内債券の単体商品は入らなかったですよね。債券商品が入っていると、投資初心者の方を中心に多くの方が相対的にリスクが低い債券商品を選んだかもしれません。

国内債券インデックス100%で積立投資を始めて、自分としては一生懸命積立投資をして、資産運用をした結果、20年後に「あれ?思ったほど増えてないよ」というようなことになったかもしれません。何に投資をするかによってリターンは変わってきてしまうので、やはりその入口のところの選択が大事ですね。

また、同じような投資促進制度でも、「つみたてNISA」と「iDeCo」では、投資を始めた後の違いを理解しておくことが必要ですね。iDeCoだったら、投資したあと自分でリバランスできますから。

例えば、iDeCoを使って積立投資をする場合、まずは外国株式インデックスで投資を始めました、と。でも、あとから、私は外国株式インデックスではなくて、バランスファンドが良いから、バランスファンドに全部入れ替えようと思えば、入れ替えることができ、しかも、それが税金が取られないようにできますよね。ところが、つみたてNISAの場合は、そこでリバランスをしようとすると投資枠が消えちゃうわけです。。。

そういう意味でも、つみたてNISAを使って積立投資を始める方は「最初にどのファンドに投資をするのか?」というのを慎重に考えておかないと、あとで「あれ、思っていたことと違う」となってしまいますね。

また、この2つの制度は、お金の引き出し方も違ってきますよね。節税メリットという意味では、たぶんiDeCoのほうが高いんですけど、60才までは引き出すことができないですからね。その他の蓄えがないと、緊急でお金が必要になったときに、お金を引き出せないというのは苦しいです。

どうしてもお金が必要となったときに、借金をして、金利を支払うことになったら、何のために投資をやっているかもわからないですから。投資は「こっちがいい」「これがいい」と言い切りにくく、やはりお客さまご自身に判断頂く部分がどうしてもありますね。

「こういうイメージで一生を送ろう」「こういうライフプランにしよう」「このタイミングでお金がかかるから、こういう形で積立をしよう」ということを考えれば、使うべき制度や商品も見えてくると思います。
ここは、こちらのサイトなどで制度や商品のメリット・デメリットを理解して、投資をして頂くのが良いと思います。

30代で投資初心者の場合に、まず買うべきファンドは?

私はよく初心者の方とお話しさせて頂くのですが、「資産形成を始めたいけど、どの商品を選べばいいかわからない」というご相談を受けるんですね。

御社には本当にたくさん良い商品があって、「興味のあるものを選べばいいですよ」とお伝えすることもできるのですが、それだとなかなか踏み出せない方も実際多くて・・。

資産形成に興味をもたれる方は30〜35歳くらいの方が多いんですが、たとえば35歳くらいで結婚していて、子供もいるという方なら、「これがいい」というものはありますか?

ニッセイ外国株式インデックスですとか、それにちょっと足すというのではいかがでしょうか(笑)。長く持っていただくことで、本来資産が持っている期待リターンを得られるようになってきますので、比較的長めに運用できる方には、株式のリスクをとっていただいても良いんだろうと思います。

最近だと100円や500円から積み立てができる銀行・証券会社もありますが、「積立投資をするなら、最低でもこれくらいから始めてほしい」というお考えはあるのでしょうか?

いえ、私どもとしては特にはありませんね。

ハードルを低くして、早く始めるという意味では、小さな単位から始めてもらえれば良いと思います。

ただ、毎月100円というふうにやっていっても、年間で1,200円しかなりませんよね。30年投資しても投資総額は3万6千円。

運用の結果で10倍になったとして、それは期待していた目標金額なんでしょうか?

やはり30年も積立するのなら、もっと大きな目標があるんじゃないでしょうか。

毎月100円の積立では1年後に倍になっても、それほど嬉しくなくて、むしろ「毎月1万円ずつ積立しておけばよかった」と後悔するんじゃないでしょうか。

勿論、半分になっても、毎月100円積立なら痛みも小さいですが・・・。ただ、長期・分散・積立という3種の神器で着実にリターンを獲得するのを目指すのであれば、やはり忘れてしまうような金額では勿体ない。ある程度、自分が成功体験を実感できるような金額でやっていただいたほうが、投資を続けられると思います。

これからはお客さまとの、リアルな接点も増やしていきたい

あと、御社が販売されている「げんせん投信」というファンドがあると思うのですが、どうなんでしょう?げんせん投信はネット販売だけですよね?

特設サイトやFacebookで専用サイトを立ち上げたことで、ご注目は頂いていますね。ただ、まだすごく人気があるわけではないので、じっくりファンの方を増やしていきたいと思っています。

このファンドは、ひとつの新しい試みなんですか?

はい、先ほどの話にもありましたが、私たちとしては「お客さまに納得してファンドを買っていただく」というのがひとつのコンセプトになっています。

げんせん投信は2017年6月からスタートしたので、まだできてから間もないです。ただ、今後はつみたてNISAの対象商品にしたいと思って育てています。

お客様に「この人なら、自分のお金を託しても大丈夫」と納得して買っていただけるファンドにすることが一つのコンセプトとなっているので、顔の見えるファンドという形になってきているんですね。

ただ、販路が今のところネット証券だけで、Facebookなどの情報発信のみに留まっているので、まだ私どもの顔は見えにくいのかなと思っています。

これからはファンドマネージャーの伊藤とお客さまをつなぐために、セミナーも開催していこうと考えています。公式サイトやFacebookなどでチェック頂ければ嬉しいですね。

すごく良い取り組みですよね。投資をより多くの方に広げる活動というか、これまでの運用会社さんとは違ったアプローチだと思います。

ネットではなくリアルな場での接点を増やすというのは、他社さんとの差別化を狙う目的もあるのですか?

やはり私どもニッセイアセットマネジメントを、身近に感じて信頼してほしい、という思いがあります。

「別にパフォーマンスが良ければいい」「AIロボットでの運用でもいい」という考え方もありますが、特に初心者の方は資産を託す担当者の顔が見えることで、より安心して頂けると考えています。「こういう銘柄に、こうした考え方で投資しています」「社長はこんな感じです」という形で、ファンドマネージャーである伊藤のことをもっと知って頂きたいですね。

確かに、初心者の方にとっては安心ですよね。伊藤さんのお名前もさまざまなメディアでお見かけしますし、セミナーもこれから開催されますし、これからもチェックさせて頂きます。

最後にですが、初心者の方に向けて「こういうふうに始めるといいよ」というような、何かアドバイス的なものを頂けますか?

そうですね、やっぱり時間は有限だと思うんですね。皆さんにとって「人生のゴール地点」があると思うんですが、悩んでいると時間がどんどん短くなるんですよね。すると当然ですが投資機会も減り、リスクは逆に高くなってきます。

ずっと「どうしようかな」「始めたほうがいいのかな」と考え続けていると、その分だけ時間は過ぎてしまいます。金額は少なくても良くて、もし目減りしても勉強だと考えて、なるべく早めに始めるのがきっといいんだと思います。もし順調に積み立てた資金が増えていけば、大きな成功体験にもなりますよね。

確かにそうですね。不安はあると思いますが、金額を小さくして「まず始めてみる」ということは、とても大切だと思います。そこから見えてくるものが必ずあって、悩んだまま時間を過ごすのはもったいないですよね。

本日は本当にお時間頂き、大変勉強になりました!ありがとうございました!

こちらこそありがとうございます。またお時間あれば、セミナーにも来てくださね!

安心して資産を託せる、ニッセイアセットマネジメントのファンド

私はサイト内で「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を、つみたてNISAのオススメ商品1位として紹介しています。今回インタビューをさせて頂き、しっかりとしたポリシーの元で運営されていることを改めて感じました。

また、現在はつみたてNISAの対象外ですが、顔の見えるファンドを目指した「げんせん投信」も展開されていらっしゃいます。サイト内では、今回インタビューにご協力いただいた磯井理紗様のコーナーやファンドマネージャーの伊藤さんも登場されています。

投資や資産形成をより楽しく取り組むきっかけとして、このような情報サイトの活用も検討してはいかがでしょうか?ぜひニッセイアセットマネジメントさんのファンドで、資産形成を始めてくださいね!

つみたてNISAを始めるためにオススメの証券会社

当サイトオススメの証券会社は次の2つ!
実は街中の銀行などは、つみたてNISAの商品があまり充実していません。この理由は「販売することで、銀行の得られる利益が少ないため」です。
つみたてNISAの商品ラインナップが充実しているのは、圧倒的に「ネット証券」。その中でも次に紹介する2つは、約160本あるつみたてNISA対象商品を7~9割カバーしています。参考にして、証券会社を決めてくださいね。

1位:ポイントでつみたてNISAもできる!「楽天証券」

取扱い商品数 179本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・増額の設定
引落し方法 銀行口座・証券口座・楽天カード
ポイント付与 あり。年間約4,000ポイント
→毎月の積立33,333円を楽天カードで行った場合。楽天カードで積み立てた場合のみ、ポイントが「月額積立額×1%」付与される。

楽天証券は商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。SBI証券と取り扱い数は同数です。
また、楽天証券は「楽天ユーザーに使いやすい」という点がメリット。楽天アカウントで統一でき、口座開設もカンタン。さらに毎月の積立で、楽天ポイントも貯まります!また、2018年9月30日よりポイントを使って投信積立ができるように、2018年10月28日より、投信の積立で楽天カードで決済が可能となり、ポイントを貯められるようになりました。資産形成をしつつ、楽天でおトクに買い物ができますよ。楽天カードを使っている人にはもちろんのこと、今後使っていきたい!という方にもオススメです。
また、つみたてNISAについて相談したい場合、楽天証券は「つみたてNISA専用ダイヤル」を利用できます(無料)。

2位:国内株式個人取引シェアNo.1!細かな設定もできる「SBI証券」

取扱い商品数 176本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎週・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・NISA枠ぎりぎり注文
引落し方法 銀行口座・証券口座
ポイント付与 あり。年間108ポイント
→毎月の積立額が33,333円で0.05%付与のファンドを購入した1年目の場合

SBI証券はつみたてNISAの商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。楽天証券と取り扱い数は同数です。
また、積立方法を「毎日」「毎週」「毎月」と細かく設定できるほか、ネット証券にもかかわらず「実店舗」があります。気になることがあればスタッフに直接相談できます。
業界ではSBI証券・楽天証券・マネックス証券を合わせて「3大ネット証券」と呼びますが、SBI証券はこの中でも口座開設者数がトップで、初心者にもオススメです!

PAGE TOP