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つみたてNISA対象ファンド おすすめカテゴリー 利回りランキング【2019年5月最新】

つみたてNISAは、金融庁が定めた一定の条件を満たす投資信託(ETFを含む)を使って積み立て投資をし、長期で資産形成をするための制度です。

しかし、金融庁の定めている基準をクリアしていても、すべて良い投信とは限りません。なぜなら、「過去の運用実績」は含まれていないからです。

運用利回りは事前に保証されているものではなく、投資家は結果をコントロールできません。一方、コストに関しては最初からどれくらいかかるかを知ることができるので、低いものを選択することが可能です。

積み立てを検討するのなら、コストが低く、リターンが高いものを選びたいものです。そのため、初心者にはカテゴリー別、そして対象インデックス別に最もコストが低いものを組み合わせてポートフォリオをつくるのがよいです。

つみたてNISA対象商品の全体像を確認しよう!9つのカテゴリーを解説」で解説した通り、カテゴリー別オススメ度は以下です。

順位 カテゴリー コスト 向いている人
1 指定インデックス・株式のみ・海外 成長する海外企業へ投資したい
2 指定インデックス以外・株式のみ・海外 海外企業への投資で、大きなリターンを得たい
3 指定インデックス・バランス・海外 海外の金融商品へバランスよく投資したい。
4 指定インデックス以外・バランス・海外 海外の金融商品へバランスよく投資して、よりリターンを得たい
5 指定インデックス以外・株式のみ・国内 日本企業への投資で、大きなリターンを得たい。
6 指定インデックス・株式のみ・国内 日本企業は、今後も成長すると考えている。
7 指定インデックス以外・バランス・国内 日本の株や債券などバランスよく投資して、よりリターンを得たい
8 指定インデックス・バランス・国内 日本の株や債券などバランスよく投資したい。
9 ETF オススメしない。

そこで、このページでは、カテゴリー別でオススメしている1位「指定インデックス・株式のみ・海外」と2位の「指定インデックス以外・株式のみ・海外」の利回りについてランキング形式で解説していきます。

9つのカテゴリーは複数の連動対象がありますので、さらに深堀りして、対象インデックスごとに直近1年間でのトータルリターンが高い順に並べていきます。

興味のあるカテゴリーから、また、対象インデックスを見ていただき、つみたてNISAでの商品を何にするか検討してみてくださいね!

ファンドを選ぶときには、「利回り(年間で何%のリターンがあるか)」に注目することが大切!リターンが大きいほどリスクも大きくなりますが、低すぎるとお金が増えていきません。つみたてNISA対象ファンドの利回りを、ランキング形式で紹介します。

ランキングで参考にしているトータルリターンについて

ランキングを紹介する前に、まずは利回りを示す数字である「トータルリターン」を解説しますね。

長期的に見て安定的にリターンを上げているかどうかを見るには、2つの確認方法があります。

運用実績の確認指標
  • シャープレシオ
  • トータルリターン

シャープレシオ

リスクに見合ったリターンを得られているかを表す指標です。ポートフォリオの収益率を基に、標準偏差の考え方で算出します。

シャープレシオは「リターン÷リスク」で計算します。シャープレシオの数値が高ければ高いほど、リスクのわりに高いリターンを得ていることを表します。つまり、運用の効率性が高いということです。

トータルリターン

このサイトでは、モーニングスターのトータルリターンを参考にしています。トータルリターンの計算方法について、以下のような説明があります。

■ トータルリターンの計算法

リターンというのは投資による収益のことですが、ここではパフォーマンスを測定するうえでよく使用される「トータルリターン」の考え方とその計算方法について触れてみましょう。トータルリターンとは、収益分配と値上がり益の推移を測定した数値です。但し、その計算方法は、収益分配金の取り扱いにより大きく分けて2通りあります。
1. 収益分配金を分配時に全額再投資したものとして計算する。
2. 収益分配金を受け取り最終時点の基準価額に加算し計算する。
モーニングスターでは、ファンドの長期投資をすすめ、いかに再投資による複利効果が大きいかを重視するため、(1)の方法で計算します。これは、収益分配金を分配時に再投資したと仮定し、トータルリターンの算出を行います。基準価額を利用することから販売・募集手数料、換金手数料は控除されていませんが、間接的なコスト(信託報酬、売買委託手数料、など純資産から控除されるもの)は控除済みのリターンとなっています。表示する場合は年換算値とするのが通例です。年換算とは、例えば3年間のリターンを1年あたりのリターンとして計算する方法で、他のファンドや金融商品と比較する場合によく用いられます。3年で9%のリターンがあるものは、年換算で2.914%のリターンとなります。

ただ、一定の期間で計算するトータルリターンは、ファンド間の比較に使用するもので、大切なのは自分にとってのトータルリターンがどのくらいになっているかです。ファンドをいつ購入し、実際に分配金は再投資したかどうかによって、みなさん自身のトータルリターンは変動します。

出典:モーニングスター HPより

つまり、いつから積立投資を始めたかにより、トータルリターンは異なります。また、ファンドの設定日も異なりますので、マーケットの上がり下がりなどの関係で163本をすべて同じ条件で比較することはできません。

しかし、預貯金からつみたてNISAにデビューする場合など、迷っているくらいであれば、こちらのトータルリターンを参考にして商品選びをすることも一つの選択肢です。

将来のリターンを保証するものではありませんが、漠然と始めるよりは過去の実績を確認するほうが良いでしょう。

個別のファンドを確認する場合は、「カテゴリー」もチェックしましょう。同じカテゴリーの投信のトータルリターンの比較してどれくらい上回ったか、下回ったかを示しています。

インデックスファンドの場合は、指標に連動するため大きな差はみられませんが、アクティブファンド場合は指標と比べることが大切です。この場合、投資対象となる資産や地域などの観点から内容が似ているものを比べる必要があります。

トータルリターンについて理解したら、いよいよランキングを見ていきましょう!

それでは、9つのカテゴリーのおすすめ順でランキングを見ていきます。各指標ごとに利回りが高く、信託報酬が安い順に順位を付けています。

1位「指定インデックス・株式のみ・海外」利回りランキング

カテゴリー内 各指数利回りランキング 1位:先進国「MSCI World Index」「FTSE Developed All Cap Index」「S&P 500」「CRSP U.S. Total Market Index」
2位:全世界型「MSCI ACWI Index」「FTSE Global All Cap Index」
3位:新興国「MSCI Emerging Markets Index」「FTSE Emerging Index」「FTSE RAFI Emerging Index」

先進国株式

S&P 500
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 iFree S&P500インデックス 13.88% 0.243%
2 米国株式インデックス・ファンド 13.63% 0.486%
3 農林中金つみたてNISA米国株式 S&P500 13.40% 0.486%
4 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.1728%
CRSP
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 楽天・全米株式インデックス・ファンド 13.11% 0.1696%
MSCI コクサイ・インデックス⇒「MSCI World Index(除く日本)」のこと
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1  eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 9.35%  0.11772%
2 eMAXIS 先進国株式インデックス 9.35% 0.648%
3  たわらノーロード 先進国株式  9.29% 0.216%
4 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 9.29% 0.11772%
5 i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード) 9.27% 0.2052%
6 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし) 9.27% 0.2052%
7 つみたて先進国株式 9.23% 0.216%
8 Smart-i 先進国株式インデックス 9.04% 0.216%
9 外国株式指数ファンド 8.93% 0.54%
10 SMT グローバル株式インデックス・オープン 8.91% 0.54%
11 たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> 7.85% 0.216%
12 iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 7.54% 0.2052%
13 つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 7.37% 0.216%
14 野村インデックスファンド・外国株式 7.14% 0.648%
15 野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型 7.14% 0.594%
FTSE Developed All Cap Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 SBI・先進国株式インデックス・ファンド 5.62% 0.1155%

全世界株式

MSCI ACWI Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 全世界株式インデックス・ファンド 5.43% 0.5184%
2 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.15336%
MSCI ACWI Index(除く日本)
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/4/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 7.78% 0.15336%
2 野村つみたて外国株投信 7.74% 0.2052%
3 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド 7.53% 0.27%
4 eMAXIS 全世界株式インデックス 7.30% 0.648%
FTSE Global All Cap Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 5.43% 0.2296%
2 SBI・全世界株式インデックス・ファンド 5.22% 0.150%

新興国株式

FTSE RAFI Emerging Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 iFree 新興国株式インデックス 0.17% 0.3672%
FTSE Emerging Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 SBI・新興国株式インデックスファンド -0.18% 0.1948%
MSCI Emerging Markets Index
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) -1.96% 0.3564%
2 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス -2.06% 0.20412%
3  つみたて新興国株式 -2.23% 0.3672%
4  野村インデックスファンド・新興国株式 -2.24% 0.648%
5 SMT 新興国株式インデックス・オープン -2.27%
0.648%
6 Smart-i 新興国株式インデックス -2.43% 0.3672%
7 eMAXIS 新興国株式インデックス -2.45% 0.648%
8 たわらノーロード 新興国株式 -2.51% 0.3672%
9 <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド -2.68% 0.20412%
10 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド -3.29% 0.3672%

2位「指定インデックス以外・株式のみ・海外」利回りランキング

株式
順位 ファンド名 1年 トータルリターン(2019/5/16) 信託報酬等(税込み、%)
1 フィデリティ・欧州株・ファンド 10.99% 1.62%
2 セゾン資産形成の達人ファンド 7.40% 1.35%
3 EXE-i グローバル中小型株式F 0.83% 0.3264%

まとめ

私は10年を超える運用期間をとれる場合には、株式100%のポートフォリオで運用することをオススメしています。そのため、つみたてNISAの9つのカテゴリーでも株式100%をおすすめしていますし、さらに世界の時価総額ランキングに日本企業が登場していないため、日本ではなく、海外に投資をする2つのカテゴリーをおすすめしています。

1位のカテゴリーはインデックスファンドであり、2位のカテゴリーはアクティブファンドです。

結果はインデックスファンドのリターンが高く、米国株が好調だったため、アメリカに集中した「S&P 500」に連動する指数が一番リターンを得る結果となりました。

163本のラインナップから、44本に絞ることで、より商品を選びやすくなったのではないでしょうか?

トータルリターンはあくまでも目安であり、将来のリターンを保証するものではありません。積み立て投資は価格が下がっても喜ぶことができる投資ですので、上がり下がりに一喜一憂しないことが、投資でリターンを得る最も確実な方法です。

より早くスタートし、より長く継続するために、過去のリターンを参考にしてください。

ところで、つみたてNISAって、どうやって始めたらいんですか?

つみたてNISAを始めるには、証券会社で「つみたてNISA専用口座」を作る必要があるの。

つみたてNISA専用口座を作ったら購入するファンドをスマホのマイページで決めて、自分にムリのない金額を設定して積み立てるっていう流れ。

私がすすめるネット証券では月100円から積立て投資が可能だけど、将来のための資産形成を目指すのであれば、5,000円や1万円くらいからスタートしてもらいたいわ。

スマホでできるんですね!投資がさらに身近になった気がします。証券会社はどこがいいんですか?

オススメの証券会社は別ページで紹介してます。口座開設の完了までには2週間くらいかかるから、それまではこのサイトで勉強してみてね。

つみたてNISAを始めるためにオススメの証券会社

当サイトオススメの証券会社は次の2つ!

実は街中の銀行などは、つみたてNISAの商品があまり充実していません。この理由は「販売することで、銀行の得られる利益が少ないため」です。

つみたてNISAの商品ラインナップが充実しているのは、圧倒的に「ネット証券」。その中でも次に紹介する2つは、約160本あるつみたてNISA対象商品を7~9割カバーしています。参考にして、証券会社を決めてくださいね。

1位:ポイントでつみたてNISAもできる!「楽天証券」

取扱い商品数 150本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・増額の設定
引落し方法 銀行口座・証券口座・楽天カード
ポイント付与 あり。年間約4,000ポイント
→毎月の積立33,333円を楽天カードで行った場合。楽天カードで積み立てた場合のみ、ポイントが「月額積立額×1%」付与される。

楽天証券は商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。SBI証券と取り扱い数は同数です。

また、楽天証券は「楽天ユーザーに使いやすい」という点がメリット。楽天アカウントで統一でき、口座開設もカンタン。さらに毎月の積立で、楽天スーパーポイントも貯まります!また、2018年9月30日よりポイントを使って投信積立ができるように、2018年10月28日より、投信の積立で楽天カードで決済が可能となり、ポイントを貯められるようになりました。資産形成をしつつ、楽天でおトクに買い物ができますよ。楽天カードを使っている人にはもちろんのこと、今後使っていきたい!という方にもオススメです。

また、つみたてNISAについて相談したい場合、楽天証券は「つみたてNISA専用ダイヤル」を利用できます(無料)。

2位:口座開設数は業界No.1!細かな設定もできる「SBI証券」

取扱い商品数 150本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎週・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・NISA枠ぎりぎり注文
引落し方法 銀行口座・証券口座
ポイント付与 あり。年間108ポイント
→毎月の積立額が33,333円で0.05%付与のファンドを購入した1年目の場合

SBI証券はつみたてNISAの商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。楽天証券と取り扱い数は同数です。
また、積立方法を「毎日」「毎週」「毎月」と細かく設定できるほか、ネット証券にもかかわらず「実店舗」があります。気になることがあればスタッフに直接相談できます。

業界ではSBI証券・楽天証券・マネックス証券を合わせて「3大ネット証券」と呼びますが、SBI証券はこの中でも口座開設者数がトップで、初心者にもオススメです!

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