Top > おすすめ証券会社 > SBI証券はつみたてNISAの口座開設にオススメ!メリット・デメリットを解説

SBI証券はつみたてNISAの口座開設にオススメ!メリット・デメリットを解説

つみたてNISAを活用するには通常の証券口座ではなく、「つみたてNISA専用口座」の開設が必要です。この口座は、1人ひとつの金融機関でしか持つことができません。また、開設後に変更は可能ですが、1年間は金融機関を変更することはできません。

つまり、つみたてNISA専用口座は、最初からできるだけベストな証券会社を選ぶ必要があります。

SBI証券は初心者にはイチオシの証券会社です。その理由は「つみたてNISAの取扱商品数が、業界ナンバーワン」(楽天証券と同数)、「対面で相談できる店舗があること」というメリットがあるためです。特に取り扱い商品数は大手証券会社を含めて考えても圧倒的で、対面相談のサービスを行っているネット証券は他にありません。また、スマホやPCの画面で、取引状況を確認するときの使いやすさでも優れています。

ここではSBI証券のメリット・デメリットについて解説し、キャンペーンと口座開設の流れも合わせて紹介しています。つみたてNISAをこれから始めるなら、ぜひ参考にしてくださいね!

>>「SBI証券」の公式サイトはこちらから

Contents

SBI証券の特徴

SBI証券の最大の特徴は、「一般の投資家に、1番選ばれているネット証券会社」ということです。SBI証券で開設された口座の数は業界トップクラスです。これはつみたてNISA口座にも同じことがいえて、業界トップクラスの口座開設数です。

さらにSBI証券は商品の多さでもネット証券業界トップで、特につみたてNISA対象商品のラインナップは大手証券会社を含めてNo.1のラインナップです(楽天証券と同数)。

また、一般的に株式の売買などをする場合、複数の金融機関で口座を開くことができます。ただ、つみたてNISA口座は「非課税(税金がかからない)」というメリットがあるため、1人1口座しか作れません。

つみたてNISA口座と一般的な投資用の口座は、同じ金融機関である必要はありません。ただ、つみたてNISAをきっかけに初めて資産運用をしたくなった場合、これら2つの口座は同じ金融機関のほうがラクに管理できます。SBI証券はつみたてNISA口座も通常の投資用口座もたくさんの人がから支持されているため、それだけ実績のある証券会社といえます。

証券会社は街中に店舗がある「大手証券会社」と、インターネットで口座の管理や金融商品の売買をする「ネット証券会社」に分かれます。

大手証券会社は5つあり、業界ではまとめて「5大証券」、ネット証券は3つあり、「3大ネット証券」と呼んでいます。

5大証券会社は、資産残高が多い順に野村証券・大和証券・SMBC日興証券・みずほ証券・三菱UFJモルガンスタンレー証券となっています。

3大ネット証券で預かり資産が最大なのはこのSBI証券で、2016年11月にネット証券で初めて10兆円の大台に乗りました。

5大証券トップの野村証券は2017年3月末時点で107.7兆円の資産残高があります。SBI証券の資産残高はまだ野村証券の10分の1ですが、ネット証券2番手の楽天証券(4.1兆円)、マネックス証券(3.8兆円)に比べると2倍以上の残高があります。そのためインターネット上で展開する証券会社としては、ダントツの規模を誇ります。

また、SBI証券と他のネット証券との大きな違いは、「ネット上だけではなく、実店舗もあること」です。特に初心者の場合、資産運用や投資をする上で分からないことはあるもの。店舗に行けばスタッフに相談することができるため、安心です。

ここまで、SBI証券の全体的な特徴を解説してきました。SBI証券には他にも特徴があるため、補足的に紹介します。

つみたてNISA以外でも手数料が安く、業界最低水準

つみたてNISAは商品を購入するときに手数料(支払うことになる費用)がかからず、信託報酬(投資信託を保有するときにかかるコスト)も低めのファンドが中心となっています。ただ、一般的に他の制度ではコストがかかります。例えばiDeCo(個人型確定拠出年金)では通常、「口座開設手数料」や「口座管理料」という手数料がかかります。

ですがSBI証券でiDeCoを利用すると、2017年5月19日から残高に関わらず「手数料0円」になっています。コストを低く抑えられることで、効率的にお金を増やすことができます。

業界最低水準の手数料+投信積立手数料実質ゼロ

つみたてNISAは購入時手数料なしの商品です。買付手数料が気になって購入をあきらめていた銘柄も、積み立て形式の投資信託の場合、手数料実質ゼロ円で投資できるのです。

豊富な商品ラインナップ

つみたてNISAでは、対象商品の中から購入するものを選びます。ただ、他の制度では投資信託だけでなく、外国株式や外国債券にも投資することできます。SBI証券はこれらについても、商品ラインナップが豊富です。

例えば投資信託であれば取り扱い数が2,700本で、ネット証券No.1となっています。また外国株式の取り扱い国数も、ネット証券トップです。

スタッフに窓口で相談でき、投資情報も充実

SBI証券はネットだけでなく、SBIマネープラザなど仲介業者の実店舗にて、スタッフに窓口で相談することが出来ます。SBIマネープラザでつみたてNISAの相談をする場合、「対面コース」と「ダイレクトコース」という2つのコースから選ぶことができます。

対面コースでは、あなたに「担当者」がつきます。資産運用をする上で相談したいことがあれば、このスタッフへ相談することができます。つみたてNISAは購入時手数料がゼロであり、対面コースを選んでも費用はかかりません。ただ、将来的に株式の売買をする場合の手数料が高めになります。初心者で「自分で情報収集をするのが苦手」という場合、こちらを選ぶと良いです。

ダイレクトコースでは担当者がつかず、カスタマーセンターに問合せをした上で店舗に来店すると相談できます。少し相談に手間がかかるものの、その分だけ売買手数料は対面コースより低く設定されています。

また、SBI証券では外国株式の口座を開設した場合、「AI(人工知能)を活用した米国株式決算速報ニュース」を受け取ることができます。AIが売上高や1株利益など主要項目のデータを収集し、日本語へ自動翻訳した上で配信してくれるため、投資先を決める上での材料として役立ちます。

iDeCoと併用しやすい

つみたてNISA と合わせて活用しやすい制度として、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)があります。

つみたてNISAは投資初心者向けの制度であり、将来的に株式投資やiDeCo(イデコ)へとステップアップする可能性は十分あります。SBI証券は特に、つみたてNISAとiDeCoとの併用に大きなメリットがあります。

つみたてNISAとiDeCoを併用する場合、金融機関は分けても構いません。ただ、つみたてNISA口座と同じ金融機関であるほうが、管理しやすいです。

私がオススメするつみたてNISA対象商品のひとつである「セゾン資産形成の達人ファンド(指定インデックスファンド以外の「株式のみ」で「海外型」カテゴリー)」は、一般的な投資信託とは違い、セゾン投信で専用の口座を開かなければ購入することはできません。つみたてNISAは1人1つしか口座を作ることができないため、セゾン投信でつみたてNISAの口座を作ると、ここで扱われている2つの商品しか購入できません。

「セゾン資産形成の達人ファンド」は確かに良い商品ですが、あともうひとつの商品しか選ぶことができず、セゾン投信はつみたてNISAの口座開設に不向きなのです。

セゾン投信はiDeCoでセゾンが買えるのは楽天証券のiDeCoとSBI証券のiDeCoの特権です。「iDeCoでセゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド」を購入し、つみたてNISAでほかの商品を選ぶ」という合わせ技をすることができます。これはとてもお金を増やしやすく、オススメのパターンです。

SBI証券・つみたてNISA口座のメリット

ここまで、SBI証券の全体的な特徴を解説してきました。つみたてNISAについても、SBI証券には大きく分けて7つのメリットがあります。以下では、これについて紹介します。

取り扱い商品数が、大手証券会社を含めて最多

つみたてNISA対象商品は180本近くあります。SBI証券はこのうち176本をカバーしており、ほとんどの商品から選ぶことができます。

他の金融機関では、「気になるあの商品は取り扱っているけれど、別の気になっている商品の取り扱いがない」のようなことがあります。SBI証券ではほぼこうしたことがなく、私がオススメする初心者向け商品もたくさん扱っています。そのため、とても使いやすいです。

予算に合わせて、100円から積み立てできる

つみたてNISAは投資初心者向けの制度として、「コツコツ投資すること」が推奨されています。SBI証券では「月100円」から、つみたてNISAの商品を購入することができます。

正直なところ、毎月100円の積立で将来のお金に対する不安を解消するのは難しいです。ただ、少額からスタートすることで、投資への心理的なハードルを下げることができます。そして慣れてくると、「リスクが少し高めだけれど、大きなリターンが見込める商品」も少しずつ組み込めるようになります。

ちなみにつみたてNISAは「年間40万円」が上限の投資金額となっています。この枠内で金融商品を購入することになります。

積み立ての頻度を自由に設定できる

SBI証券は積立方法を、「毎日」「毎週」「毎月」という3コースから選ぶことができます。さらに曜日や日付についても、自分の都合に合わせて自由に設定できます。つまり「毎月第4月曜日に、自動引き落としでつみたてNISAの商品を1万円分購入する」のような細かい設定ができるのです。

このように豊富な積み立て方法のバリエーションがあるのは、SBI証券だけです。それぞれのコースについて、補足を解説しておきます。

各コースの補足解説毎日:毎営業日ごとに積み立てができます。1回あたりの設定金額上限は、1,619円(=40万円÷営業日(平日)247日)です。
毎週:毎週月~金曜日の間で、好きな曜日に積み立てができます。1回あたりの設定金額上限は、7,692円(=40万円÷52)です。
毎月:毎月好きな日付で積み立てができます。1回あたりの設定金額上限は、33,333円(=40万円÷12)です。

「NISA枠ぎりぎり注文」がある

SBI証券はつみたてNISAの年間40万円枠を使いきるために、積立金額を自動調整して買い付けしてくれます。

例えば積立金額を毎月3万円と7月にボーナス月として5万円を設定して、11カ月順調に積み立てて38万円買い付けたとします。すると12ヶ月目は3万円ではなく、2万円を買い付けてくれます(40万円—38万円)。

つみたてNISAの専用画面「らくらく『カートつみたて』」がある

SBI証券には、つみたてNISA専用の設定画面である「らくらく『カートつみたて』」があります。SBI証券のつみたてNISA口座を開設するとマイページにログインでき、そこからこの画面を見ることができます。

らくらくカートつみたての画面には、つみたてNISAの投資可能枠や、商品の購入履歴・利用状況などがひと目で分かるグラフがあります。私もチェックしていますが、なかなか見やすくて良い感じです。また、ひとつの銘柄だけでなく複数銘柄を同時に積み立てたい場合の設定も、簡単にすることができます。

毎月自動的に、手数料無料で専用口座へ振り込みできる

SBI証券ではつみたてNISAの積立金を、手数料無料で指定口座から毎月自動的に引き落としできます。

例えばお給料の振り込まれる口座が三菱UFJ銀行の場合、毎月14日または27日に、つみたてNISA口座へ自動的に振り込みがされるのです。上で紹介した積み立てコースによって、毎月の引き落とし金額は異なります。

概算計算式は以下のようになっています。

銀行口座から毎月自動引き落としされる金額の計算毎日コース:設定金額×23
毎週コース:設定金額×5
毎月コース:設定金額×1

例えば毎週コースで「1,000円」に設定した場合、1,000円×5=5,000円が毎月自動引き落としされて、SBI証券のつみたてNISA口座へ振り込まれます。

残高に応じてポイントが貯まる

SBI証券では投資信託の月間平均保有額に応じて、「SBIポイント」というポイントが貯まります。

ほとんどのポイント付与率は、月間保有金額に関わらず「一律0.05%(年率)」です。例えば、年40万円の投資枠を使う場合、毎月の積立額が33,333円で、0.05%付与のファンドを購入した1年目は年間108ポイントとなります。

貯めたポイントは現金や家電などの商品、他のポイントに交換などで使うことができます。nanaco・T-POINT・ANAマイル・JALマイルなど、交換先のバリエーションも豊富です。また、1年ごとに2年間繰り越されます。

参考までにポイントごとの交換レートの一覧表を紹介します。

ポイント名交換レート(SBIポイント→他社ポイント)
Tポイント500ポイント→500ポイント
nanacoポイント500ポイント→500ポイント
ANAマイル700ポイント→200マイル
JALマイル900ポイント→300マイル
PeX500ポイント→4000ポイント

SBI証券・つみたてNISA口座のデメリット

SBI証券のつみたてNISA口座について、2つのデメリットを解説します。

1つ目は、私のオススメ商品のひとつである「セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信:指定インデックスファンド以外の「株式のみ」で「海外型」カテゴリー)」を購入できないことです。他にも良い商品はありますが、どうしてもセゾン資産形成の達人ファンドを購入したい場合、つみたてNISAではSBI証券は控えるほうが良いです。その代わり、

2つ目は、「全ての人が気軽に店舗で相談できないこと」です。すでにネットでSBI証券の口座を開設している場合、支店が「インターネット支店」となっていることが多いです。この場合、HPにある注意事項のように「SBIマネープラザ」で相談することができません。

対面で相談したい場合、03-5562-7530の専用電話に連絡して、コースの変更をする必要があります。変更には2週間ほどかかります。そしてその上で、相談の予約をして店舗に出向くことになります。

ドコモなど携帯電話ショップのように、「分からないことをすぐに聞ける」という感覚ではないため注意しましょう。

SBI証券のつみたてNISA口座開設は、ネットでカンタンに手続きできる

SBI証券で口座を開設したいと思ったら、「インターネット」もしくは「店舗の窓口」で手続きしましょう。基本的には自宅で手続きできるネットのほうが便利で、申し込み方法もカンタンです。

「どうしてもネットは苦手」という場合、公式サイトの「お店で相談する」にある店舗一覧から最寄りのお店に電話をして、窓口へ行きましょう。

ここでは、投資初心者が、ネット上で初めて証券会社に口座を開設する場合で、ネット上にて手続きするステップについて、解説していきます。

つみたてNISA口座の開設は4ステップ!

SBI証券でつみたてNISAを始めるには、「総合取引口座の開設」が必要です。口座開設までには2~3週間ほどかかります。

つみたてNISA口座は前述のように、1人1口座しか作ることができません。SBI証券のスタッフは「他の金融機関と重複して、講座が開設されていないか」を税務署に確認するため、数週間の時間がかかるのです。これはネット申込み・窓口申込みの両方で共通です。

実際の手続きは、次の4ステップです。

SBI証券での口座開設、4ステップSTEP1:「口座開設キット」を申し込む。
STEP2:口座開設キットの書類を記入し、本人確認書類のコピーと合わせて返送。
STEP3:登録アドレスに「申し込み完了」のメールが届くので待つ。
STEP4:2〜3週間で、「口座開設完了」のメールが届く!

ここから、それぞれのステップを解説します。

STEP1:SBI証券に「口座開設キット」の郵送を申し込む

まず、SBI証券の公式サイトから、「口座開設キット」を取り寄せましょう。口座開設キットは口座開設の申し込み書類や、本人確認書類(免許証や保険証など)のコピーを貼る台紙がセットになっています。口座開設キットの請求は、もちろん無料です。

まず、SBI証券のTOPページから「つみたてNISA」コーナーをクリックします。

すると、以下のようなボタンが出てきます。今回は「初めて証券口座を開設する場合」なので、「NISA・つみたてNISAに申し込む」を押します。

流れに沿って、必要項目を入力してください。

これはどの証券会社も共通です。ネットで入力する前に、必要項目について確認できるものを手元に準備しておくとスムーズですよ。

上で紹介したキャッシュバックキャンペーンを適用させるために、以下2点のチェックを忘れないようにしましょう。なるべく損しないように申し込むと良いですよね。

次に「包括告知・各種規程等」の確認です。目を通したら全てにチェックを入れて、次へ進んでください。

「入力内容の確認」画面です。口座開設時には、マイナンバーの提示が必要です。入力内容に間違いがないかを確認して、送信しましょう。

これで口座開設キットの申込みが完了し、約5日ほどで送られてきます。

STEP2:「口座開設キット」に必要事項を記入して返送

書面で送られてきた口座開設キットに、必要項目を記入して返送しましょう。免許証など、「本人確認書類」のコピーが必要なため、用意しておくと良いです。

STEP3:登録アドレスに「申し込み完了」のメールが届くので待つ

SBI証券から「証券総合口座開設の申し込み完了通知」が、登録したメールアドレスに届きます。そこからSBI証券のスタッフが税務署へ「つみたてNISA口座」開設の申請をしてくれます。税務署への確認で、ここから2~3週間ほどかかります。

STEP4:2〜3週間で、「口座開設完了」のメールが届く!

税務署での確認が完了すると、「つみたてNISA口座開設完了」の連絡がメールで届きます。開設状況は、ログイン後のWEB上で確認できます。

SBI証券のつみたてNISA口座は、以上のように開設できます。完了したら、いよいよつみたてNISAでの資産形成がスタートします!

まとめ

SBI証券はつみたてNISA対象商品201本のうち、176本を取り扱っています。そのため、あなたにピッタリの商品を見つけられる可能性が高いです。購入する商品を決めたらSBI証券の口座を開設して、つみたてNISAをすぐにスタートできます。

また、SBI証券には「商品・店舗の多さでも業界ナンバーワン」で、これは他の証券会社にはないサービスです。そのため私はつみたてNISAをこれから始めるなら、SBI証券をオススメします。

積立投資は早く始めるほど有利です。つみたてNISAで投資経験を積み、今後は投資信託や株を購入することも見据えて、SBI証券のさまざまな機能・サービスを活用してくださいね!

>>「SBI証券」の公式サイトはこちらから

PAGE TOP