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【インタビュー】楽天証券 篠田尚子様・廣田典子様

2019年1月28日に、楽天証券の篠田尚子様、廣田典子様にインタビューさせていただきましたので、その模様をお伝えしていきます。

篠田様は日本に10人ほどしかいない、投資信託の分析や評価の専門家・ファンドアナリストの一人として幅広く活躍されており、廣田様は楽天証券のマーケティング本部で、iDeCo、NISA担当としてお仕事をされていらっしゃいます。

今回は「楽天証券さんとつみたてNISA・積立投資」というテーマでインタビューをさせて頂きました(お忙しい中で時間を取って頂き、大変ありがとうございました!)。

取材場所は、東急田園都市線、東急大井町線「二子玉川駅」から徒歩4分にある、楽天本社の楽天クリムゾンハウスです。

「楽天証券でつみたてNISAを始めるメリット」「専門家オススメの、初心者はまずコレ!という投資信託」など、注目のお話がたくさん!ぜひ読んでみてくださいね。

今回インタビューさせて頂いたお二人

【篠田尚子様】

楽天証券株式会社ファンドアナリスト
楽天証券経済研究所
日本FP協会認定AFP
著書「本当にお金が増える投資信託は、この10本です。

【廣田典子様】

楽天証券株式会社マーケティング本部・iDeCo・NISA推進室

1年ぶりの突撃インタビュー!2018年、ネット証券で新規口座NO.1に!

実は、昨年の2月に一度取材をお願いしていまして、今回は1年ぶりで2回目となります。このサイトで、ネット証券の違いを明確に出したくて、マーケティング本部のマネージャーである小林勉さんにご協力をいただいた経緯があります。その当時は、ネット証券の口座数は1番手がSBI証券さん、そしてそれを追う形で楽天証券さん、という位置づけでした。この1年でその構図は変わっていませんか?

取材いただいた後から、新規口座開設が業界NO.1になりました。以下の図は、2018年11月1日に開示した「平成30年12月期上半期決算説明資料」なのですが、2018年は、新規口座開設数がネット証券でトップとなりました。毎月の新規口座数は確実に増えています。

投資信託残高推移も右肩上がりになっています。

つみたてNISAの開設も多く、つみたてNISAの効果も大きいですね。

つみたてNISAはこの1年でとても身近な投資方法になったということですね。2018年の新規口座開設が業界NO.1になったとのことですが、ポイントで投資信託ができるというサービスが始まったのは2017年8月からです。この効果も大きいかと思いますが、どのようにお考えですか?

実は楽天IDをお持ちの方は、1億人を超えています。私たちは「楽天エコシステム(経済圏)」なんて呼んでいますが、楽天カードや楽天市場を始め、いろんな楽天グループのサービスを使っていただいていて、その延長上で楽天証券で投資をしていただいてるんだと思っています。

1億超もいらっしゃるんですね!!たしかにお買い物パンダや楽天カードマンで、みんな知ってますもんね。楽天市場と楽天カードから楽天証券さんを利用する方は、これからさらに増えそうですね。

はい、楽天はグループのいろんなサービスを使って頂くとメリットがドンドン大きくなるので、ぜひ使っていただきたいですね。特に、楽天市場は「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」というポイントプログラムのメリットが大きく、いつでも最大15倍までポイントが貯まるようになっています(通常は100円で1ポイント)。


SPUでついたポイントは「期間限定ポイント」というもので投資信託の購入には使えないのですが、これがあることで楽天市場を使って頂けることが多く、楽天でのお買い物にも相乗効果があります。

2017年8月からポイントを投資に使える!リスクを抑えておトクに運用

新規口座数を着実に増やしているのは、2017年8月に始まった「楽天スーパーポイント(以下ポイント)を使っての投資」が大きいと思うのですが、反響はいかがですか?

そうですね、楽天スーパーポイントは楽天市場や街でのお買い物に使う方が多かったと思うんですが、「ポイント投資」を開始したことで「ポイントの使い道がより広がった」というイメージですね。

当社では、投資信託を初めて購入される方の約8割の方が、ポイントを使って投資信託を買われています。お財布を傷めずに資産運用ができるのは大きいですね。

これは本当に大きなメリットですよね。本当に楽天証券さんのおかげで、初心者が投資を始めるハードルはかなり下がっていると思います。

ありがとうございます。1ポイントから使うことができるので、5ポイントでも充当することができます。また、足りない分については現金で充当することができるようになっています。

皆さんが皆さんとも、ポイントを何千、何万ポイントも持っているわけではないと思いますが、まずはポイントだけでも投資を始めていただけるように、「ポイント投資」を始める前に最少投資額を100円まで引き下げたという背景もあります。

ポイントで投資信託を購入するときには、自分で「ポイントを何ポイント使う」「持っているポイントを全部使う」と設定できます。

2018年9月からは投信積立でもポイントが使えるようになりましたが、この場合は、例えば1,000円の投信積立を行う際に、確実に毎月500ポイントは入ってくるかな、という方であれば、「500ポイントを使う」設定をしておけば、残りの500円分については、設定いただいた方法で引き落とされますし、仮に「今月は400ポイントしか貯まらなかった」という場合でも、足りない部分は自動的に現金で充当されます。

至れり尽くせりの制度ですね。ポイントと自己資金と合わせることができるのであれば、ちょこっとポイントを使いたい人にも良いですね。

また、出張が多いなどで楽天トラベルを頻繁に使っている方だと、結構どかっとポイントが貯まる方もいらっしゃいますよね。そういう方だと、毎月2,000~3,000ポイントを投資信託の購入に充てることもできると思います。

ポイントが多い人も、ポイントが少ない人も、利用しやすい制度になっているんですね。ポイントが貯まったから、今回のお買い物に使ってしまおう~♪という楽観的な消費ではなく、将来のために増やすということに使おう~♪という資産形成の大切さが広まるといいですね。

やはり「もともと楽天市場や楽天カードを使っている方が、楽天証券で口座開設をされる」という流れが多いのですか?

そうですね。このサービスが始まってからは特に、楽天ユーザーの方がポイントの使い道の一つとして投資信託の購入を考えられて、楽天証券を利用されることは多いですね。

そのため、この流れで投資を始められる方がとても増えていて、おかげさまで毎月の口座開設数はかなり伸びています。つみたてNISAは長期的に運用するので、ポイントで毎月の投資信託を購入するのはお財布が直接傷まず、とてもおトク感があると思います。

楽天証券さんで口座を持たれている方は、今300万人くらいですよね(2018年12月現在)。私もたくさんの人が口座を開設している実績と「ポイント投資」のメリットで、楽天証券さんをすごくおすすめしやすくなりました。

ありがとうございます!

2018年10月末よりクレカ払いで、投信積立が可能に

そして、驚いたのが投信積立で「楽天カード」のクレカ払いが可能になったことです。通常のお買い物でクレカを使うのと同じ感覚で、投信積立で「楽天スーパーポイント」が貯まる。もちろんつみたてNISAも対象ということで、これでもか!!というサービスの発表でしたが、こちらの反応はいかがでしょうか?

楽天IDを持つ1億超の方の中で、「楽天カード」を使って頂いている方は1,600万超いらっしゃいます。「楽天カード」ユーザーの方に、楽天証券で使うと便利で、ポイントが貯まるということが伝わり、楽天証券を使ってもらえれば良いな、と思っています。

楽天証券は300万人ですので、「楽天カード」を持っている1,600万超の人が投信積立やつみたてNISAを始めると、すごい広がりがでてきますよね。

ポイントが貯められることを、金利、いわゆる利息に置き換えて考えてもらえるといいですね。そのなかで、自動的に回る仕組み化を全てしましたので、是非活用していただきたいです。

楽天スーパーポイントは、ANAマイルに変えることができるので、マイルを貯めている方にも吉報ですね。つみたてNISAの年間非課税枠である40万円の投資をすると、年間で4,000楽天スーパーポイントが付与される計算です。つまり、ANA2,000マイルが獲得できるということですよね。将来の資産形成をすると、自動的にマイルが貯められるというのは、他にはあまりないサービスだと思います。通常、つみたてNISAは銀行口座や証券口座からの引き落としが主流ですから。


まずは月5,000円や1万円など、無理なく始めるのがオススメ

楽天証券さんとしては、制度の優先順位はどうなのでしょう?iDeCoで購入する投資信託はポイント付与の対象外ですが、まずはiDeCoで所得控除をして、さらにカードでポイントを貯めながらつみたてNISAという流れがオススメなのですか?

iDeCoだけでは上限金額が足りず、60歳以降にならないと受け取れないので、お客様によりますね。

私どもとしては、両方の制度を上手く使ってほしいですね。その中で「楽天カード」を使ってポイントを貯めて、それを運用にご活用頂けたらと思います。ただ、iDeCoよりつみたてNISAの知名度は高いので、最近はつみたてNISAのほうが人気ですね。

楽天証券さんは「楽ラップ」というロボアドバイザーによる運用サービスもありますよね。つみたてNISAやiDeCoをきっかけに、こちらも利用してほしいという思いもあるのですか?

お客様によって投資の目的が変わってきますが、なるべく自分で考える必要なく運用したい方や、退職金などである程度まとまった資金を運用したい方には、「楽ラップ」は良いと思います。

あとは「つみたてNISA」などで投資に慣れてきたら、株式投資にもチャレンジしていただけたら嬉しいですね。

ありがとうございます。つみたてNISAは上限額が年間40万円(月3.3万円)ですが、どれくらいの額で運用する方が多いのですか?

最初から満額で投資する方は少なくて、月5,000円くらいから始められる方はけっこういらっしゃいます。いきなり満額で始めるより、少しずつ金額を増やすほうが無理はないと思いますね。ちなみにつみたてNISAも100円から運用できますが、あまりに少額から始める方は少ないです。

あと、先ほど申し上げましたが、積立では最初に設定してしまえば「ポイントが自動的に充当」されますので、つみたてNISAでもポイントを上手く活用してほしいですね。

たとえばスマホや電気代などの支払いで毎月500ポイントくらいはつくなら、毎月500ポイントを投資信託の購入に使うよう設定することができます。もし100ポイントしか残っていない場合、足りない400ポイント分は証券口座や銀行口座からの引き落とし、もしくは「楽天カード」での決済をご選択いただけます。

投資をこれから始めようという方は、ぜひ活用してみてください。

本当に楽天証券さんのおかげで、初心者が投資を始めるハードルはかなり下がっていると思います。

初心者がつみたてNISAを始めるなら、まずはインデックスファンド!

少し専門的な話なのですが、初心者の方が購入するファンドはインデックスファンドとアクティブファンド、どちらが多いのですか?

【※インデックスファンド・アクティブファンドとは?】

インデックスファンド:市場の平均(指数)に連動するファンド(=投資信託)のこと。「低リスクで、手堅く運用できる投資信託」というイメージです。
アクティブファンド:投資先を見極め、市場平均を上回るリターンを目指すファンドのこと。「多少のリスクはあるけれど、大きなリターンが見込める投資信託」です。
(詳しくは別ページ「投資信託の利益を増やすために、手数料と運用方法について理解する」で解説しています)

つみたてNISAを始める方の多くは、インデックスファンドを買われていますね。

やはり初心者には、インデックスファンドが始めやすいですね。

個人的な質問なのですが、子供がもらったお年玉をジュニアNISAで運用しようと思っています。子供がジュニアNISAを楽天証券さんで始める場合、親も楽天証券さんで口座開設をする必要があるのですか?

はい。ただ、親御さまはNISA口座の開設は必要なくて、証券総合口座を作れば大丈夫です。そこから子供用(未成年者用)の口座を作り、ジュニアNISA口座を開設する流れです。

ありがとうございます。よくわかりました。つみたてNISAと同時に、お子さまのジュニアNISAを検討される方も多いので、楽天証券さんで両方開設するようにオススメしておきます!

お子様のお年玉をジュニアNISAで運用している社員もいますよ。現金で貯めておいたらそのままで、増えない時代ですからね。

オススメのファンドは「全世界株」!

つみたてNISAの場合、新興国のみはオススメしにくいですよね。やはり不安定なので・・。

これから10〜20年、ベトナムやフィリピンのような新興国の経済が拡大していくとしても、新興国単体は良くないのですね?

そうですね。

伸び率で考えると新興国は可能性がありますよね。

よく言われていますが、アメリカと中国は今バチバチと争っていますが、どこかのタイミングで中国はアメリカを抜くと言われていますよね。

それは無視できないのですが、「どのタイミングか?」というと、まだ不透明なので・・。

となると、初心者が新興国の投資信託を買うのは、やはりやめておくべきなのですね。

最初からというのは、やはり避けるべきですね。
興味が出てきたら、ということで(笑)

ほとんどの方が知らないのは、新興国単体のインデックスファンドというのは、中国の組入比率が高いんです。

新興国というとベトナムとか、カンボジアとか、「ニッチな国に投資できる」と思っていらっしゃる方が多いんですが、実際はこうした国に投資できるものはほとんどなくて。「あれっ?こんなイメージじゃなかった・・・」という方もいらっしゃいますが、投資先の大部分は中国です。

これに納得できないなら、単体の国で選ぶほうが良いですね。

ですが、これは残念ながら、つみたてNISAではできません。特定口座などで、100円からお試しで投資してみるのが良いのかもしれませんね。あとはそれこそ、先にお話していたポイントを使っていただくのもアリだと思います。

初心者の方がつみたてNISAを始められるなら、まずは「楽天・全世界株式インデックスファンド」が良いと思います(下図はこのファンドの基準価額・純資産推移)。

8資産均等のターゲットは、なるべく安定して運用したい50代の方などですよね?

そうですね。ただ、8資産均のバランス型ファンドには、国内外のREITや新興国株式も組み入れられているので、相場環境によっては、これらの資産の基準価額に対する影響力が大きくなるんですよね。

場合によっては株よりも下がることがあるので、リスクを避けるために買うなら8資産均等より株で世界分散ができるのほうが良いと思います。

インフレや年金開始の遅れ、これからの時代、積立投資はするべき!

最後に、これからつみたてNISAを始める初心者の方に向けて、「なぜ今、積立投資をするべきなのか」についてアドバイスをいただけますか?

気付いていらっしゃらない方が多いのは、「インフレ(商品の値上がり)」ですよね。

日本は今、商品の値段を上げないと税金の収入が増えず、国が成り立たない状態になってきています。野菜や食品が少しずつ値上がりして、少しずつですがインフレはもう始まっているんですね。これからは状況がさらに深刻化するので、銀行預金だとお金が減っていることになってしまいます。

【※インフレについての補足】
たとえば1,000円持っていて、100円で買えていたキャベツが300円に値上がりしたら、これまで10個買えていたのが3個しか買えないことになります。手持ちの金額は1,000円でも、インフレになると「お金の価値が下がっている」ということになるのです。

積立投資なら、購入したファンドは値動きがあるので、少なくとも「価値が目減りするだけ」ということはありません。これからの時代、確実に資産運用は必要だと思います。

確かにそうですね。物価は上がっているけれど、「とりあえず貯金を頑張ろう」と考えている方は多いと思います。でも、資産運用で目減りしないように手を打つことが大切ですよね。

はい。あと、最近は新聞でも取り上げられていますが、年金の受給開始年齢も、これからは確実に欧米と同じくらいになりますね。

今、日本では65歳から年金を受け取れますが、実は海外に比べるとかなり早い方なので、70歳くらいまで引き上げられると思っておくほうが良いです。積立投資やその他の資産運用は、年金の備えや、人生の選択肢を広げる意味でも、とても大きな意味があります。

つみたてNISAは国が推進していてリスクの少ない投資制度ですし、世界でも投資信託を使った資産形成がスタンダードになっています。ほったらかしにもしやすいですしね(笑)

そのため初心者にオススメで、なるべく早くから将来の準備を始めるほうが良いと思います。「必要だと気付いたときに始める」というのが大切ですね。

ありがとうございます。つみたてNISAや積立投資の必要性を、あらためて実感できました。本当に今の時代は先行きが不透明なので、今からつみたてNISAで資産形成を始めるのは大切ですね。

篠田さま、廣田さま、本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました!

楽天証券なら「つみたてNISA」でポイントが貯まる!当サイトオススメNo.1

取扱い商品数 150本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・増額の設定
引落し方法 銀行口座・証券口座・楽天カード
ポイント付与 あり。年間約4,000ポイント
→毎月の積立33,333円を楽天カードで行った場合。楽天カードで積み立てた場合のみ、ポイントが「月額積立額×1%」付与される。

今回対談させていただいた楽天証券は、当サイトでもナンバーワンでオススメの証券会社!つみたてNISA対象の商品を90%以上ラインナップしていて、「楽天・全世界株式インデックスファンド」は初心者にもオススメ。その他、私、田中香津奈が推奨するファンドもほぼ扱っています。

インタビューをまとめますと、つみたてNISAが2018年1月に始まってから、以下の3つのメリットが加わりました。

楽天証券で開設する3つのメリット
  • 以前から投資信託の購入にポイントを使うことはできたが、積立投資(つみたてNISA)でも使えるようになった
  • ポイントを活用して投資信託を買うことで、投資に充てる資金を節約できる
  • 楽天証券を使うことで、楽天市場での買い物もおトクになる

楽天証券は「ポイント投資」が大きな特徴!楽天カードでファンドを購入すると1%のポイントが付き、楽天市場でのお買い物も+1倍になっておトクです。すでに楽天アカウントを持っていれば、口座開設手続きもカンタンです。

楽天証券は初心者にとてもオススメの証券会社なので、ぜひつみたてNISAを始めてみてくださいね。

楽天証券のキャンペーン2019年4月19日(金)~2018年9月6日(金)
「つみたてNISA」の口座開設と楽天カードクレジット決済による投信積立の約定金額合計5,000円以上で3,000ポイントプレゼント

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