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【インタビュー】三菱UFJ国際投信・吉田研一様

2019年5月8日に、三菱UFJ国際投信の吉田研一様にインタビューさせていただきましたので、その様子をお伝えします。

三菱UFJ国際投信は、銀行でお馴染みの三菱UFJフィナンシャル・グループです。長らく日本最大のファンドであったグローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)の運用会社として有名でしたが、現在は「eMAXIS (イーマクシス)シリーズ」を始め、ローコストのインデックスファンドやETF、確定拠出年金向けファンド等、幅広い商品ラインナップとなっています。

ネット証券向けには「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」シリーズを販売するなど、低コストで高い実績を出していることで人気を集めています。

今回は、新有楽町ビルにある三菱UFJ国際投信の本社に取材に行きました。

「つみたてNISAを始めるべき理由」や「どんなファンドを買うべきか」「つみたてNISAの活用法」など、盛りだくさんの内容!ぜひ読んでみてくださいね。

今回インタビューさせて頂いた方

三菱UFJ国際投信
商品マーケティング推進部長
吉田研一 様

Contents

「自分磨き」のひとつとして、投資も始めてほしい

いま私が感じていることに、「資産形成が必要なことはわかっていても、投資を始められない人が多い」ということがあります。もっと多くの人につみたてNISAを広めたいと思っていまして、今回はお話を聞かせていただけたらと思います。よろしくお願いします。

わかりました。こちらこそよろしくお願いします。

ホームページを拝見させていただいたのですが、学生とコラボした動画を作られていたり、サイト内で分かりやすく積立投資や資産運用について解説されていたりと、「20代や30代の若い方に投資を始めてもらう」という印象を強くもちました。

吉田さんとしては、20代や30代の人が投資信託での資産形成をしたほうが良い理由を、どのようにお考えでしょうか。

実は弊社ではアンケートを取っているのですが、「将来のお金について不安はある、でも何も対策できていない」という回答が多いですね。まずはこの状況を変える必要があると思っています。

日本の年金制度は30〜40年前まで、多くの若い人がお年寄りを支えていました。かつては20代や30代の人が十分多かったので、このバランスで成り立っていたのですね。ただ、今は高齢化が進み、お年寄り1人を若い人1.4人で支えないといけないような状況になっていきます。

今すぐ年金制度が破綻するということではないのですが、年金を受け取れる年齢が以前は60歳だったのが65歳になり、今後70歳に引き上げられる可能性も高いです。金額の減額も可能性がありますし、国の制度では老後にゆとりある生活をするのが難しくなりつつあります。

あと、アラフィフの私はまだ大丈夫かもしれませんが、私より10〜20歳若い人は「80歳まで定年がない」なんていう時代になるかもしれません。

これからは今までと大きく違う時代になるので、やはり自分で何か行動を始めることは大切だと思います。そのひとつがまさに投資で、英語を学ぶのと同じような感覚で学ぶといいのではないかと思います。「自分磨き」ですね。

確かに、今後に向けて自分を高めるという意味では、投資も自分磨きですね。

そうです。ひと昔前だと、積立預金がよく知られた貯蓄の方法でした。定期預金(期限がくるまで引き出せない形の預金)の一種ですね。

積立預金では毎月一定額のお金を銀行に預けるので、元本が増えます。銀行はこのお金を保全してくれて、さらに金利でという形で増やしてくれていました。

ただ、今は低金利の時代で、金利は0.010%程度の水準です。つまり100万円を1年間預けても、100円しか増えません。つまり現在の積立預金はただ元本が増えていくだけで、預けた以上にお金が増えることはあまりないわけです。

ここでお金を増やす手段として、株式投資や国債の購入、FX、保険などがあるのですが、当社では「分散投資を手軽なコストでできる、投資信託を活用してほしい」というスタンスです。

私も投資信託は初心者でも小さなリスクで運用しやすいというのが、一番のメリットだと思っています。

もともと投資信託はイギリスが発祥と言われています。産業革命が起きて、貴族だけでなく中産階級の労働者もお金を持つようになった。そこで投資信託が生まれて、専門家がお金を預かって「お客さんのかわりに投資を引き受けます」というサービスが生まれた。

この仕組みは、今でも同じです。どうやってお金を増やせばいいか分からないときは我々プロのところにお持ちいただき、こちらで運用させていただく、というのが分かりやすいかと思います。多くの人が分からないからこそ、当社の存在意義があると考えていますね。

なるほど、確かに「分からないことはプロに聞いたほうが早い」というのはいろんな場面でありますよね。投資信託もこれと同じような感じですね。

つみたてNISAは、マーケティング的にとても成功している制度

興味深いのが、「つみたてNISA」の制度開始前に2014年から始まった「一般NISA」は、50代以上の方々の利用が全体の7割を占めています。つまり、若い人にあまり響かなかった。

ですがつみたてNISAはまさに積み立てる目的で作られました。これに気付いた人たちが利用し始めているので、つみたてNISAを利用するのは30代や40代の人が多いんです。

金融庁の方とも話したことがありますが、「つみたてNISAは、マーケティングとしてはものすごく成功」と思います。

ただ、今後の問題はこれを拡大していくということ。つみたてNISAの口座を開設している人はまだ100万人で、100万口座しかありません。日本人はご存知の通り1億3千万人ほどいて、20歳以上の方は1億人ほど。人口比でみて、つみたてNISAの口座数はまだ少ないわけです。

増えてきていますが、まだまだこれからという感じですよね。

はい。この状況から、つみたてNISAの口座数をどう増やしていこうか、これは我々のような運用会社が努力する必要もありますし、FPさんの協力も必要ですし、香津奈さんのサイトのようなメディアに書いていただくことも必要ですよね。こうして輪を広げていく、アピールすることが重要だと思います。

業界全体で盛り上げていく必要がありそうですね。

一般の人に投資を広めるという活動は、運用業界で求められていながらもなかなかできていませんでした。そこに国がつみたてNISAという税制優遇制度を作ってくれました。

先ほどお話にあったアンケートでも、つみたてNISAの認知度調査をされていますよね。数字としても、少しずつ認知度は高まってきているのでしょうか。

つみたてNISAがスタートしたのは2018年1月ですが、認知度調査はそれより前の2017年9月から開始していました。

最初、つみたてNISAの認知度は19.9%で低いなと思っていたのですが、今(2019年5月)35%になってきて、少しずつ上っています。投資信託の認知度は調査を始めてからずっと40%くらいなので、もしかしたらそろそろ限界かもしれないと思っています。

そうですね。これ以上は難しいのでしょうか。

いえ、ここからは全くつみたてNISAを知らない、投資に無関心な方に、関心をもってもらう必要がありますよね。そこで「つみたてNISAによろしく」というマンガを作って出したり、初心者でもわかりやすく理解できるコンテンツを作ってみたりと、いろいろやってみています。

投資を広めるためには、情報を一般に発信していくことが大切

「つみたてNISAによろしく」は私も読ませていただきましたが、面白いですね(笑)

金融機関さんとコラボレーションするなどして、「投資に関心のない6割くらいの方に、どうしたら動いてもらえるか」が今苦心しているところです。webサイトなどで書いていただけると我々だけで伝えるより広がりがあるので、期待したいですね。

ありがとうございます。御社は投資信託を運用する「運用会社」で、つみたてNISAや投資信託を広めるのは販売を担当する販売会社さんというイメージがありました。今は運用会社さんも、こうした業界を盛り上げる活動をされているのですね。

そうですね、「投資啓蒙(けいもう)」なんて言われることもありますが、運用会社も運用をするだけではなく、もっと前に出ていかないといけないと感じています。我々は運用もしていますが、投資はこういうものだとアピールする部署もありますし、自分たちなりに発信していくことが大切なのだと思います。

確かに御社のホームページを拝見させていただいて、すごくわかりやすいなと思いました。先ほどのマンガもそうですが、投資を解説している「つみたてステーション」や学生とのコラボレーションなど、これから投資を始める方に優しいコンテンツですよね。

最近はネット直販の「mattoco(マットコ)」も始められてますよね。

ありがとうございます。弊社は投資信託の「提供」をして、販売は銀行さんや証券会社さんにお任せしてきました。これは現在ももちろん続けているのですが、「自分たちでダイレクトにお客さまとつながろう」ということで、インターネットを通じた投資信託の直接販売「mattoco(マットコ)」をスタートさせました。弊社のサイトから弊社商品を買うことができます。

こちらもわかりやすくて、親しみやすいと思いました。スマホからできるって、簡単そうな感じでいいですよね。

はい、2019年3月からスタートしまして、コンセプトは「目的を決めて資産運用をしよう」です。

資産運用はどちらかというと、「お金が余っているなら、投資をしませんか?」というアプローチでした。ですが、みなさん人生の中で、いろんな目的がありますよね。「老後の資金を作りたい」もそうですし、もっと身近な例なら「旅行に行きたい」というのもあるかもしれない。

こうした目的を達成するための手段として、資産運用をしてみませんか?ということをコンセプトにしています。

mattocoは直販スタイルで、これまでの御社のスタイルとは違いますよね。けっこう意外というか(笑)

そうですね。新しいこともやっていきたいと思っています。

最近だとフィンテック(ファイナンス(金融)とテクノロジー(科学技術。ここでは主にIT)を融合した技術)も広がりつつありますし、こうしたところへの嗅覚を強めていかないといけないですね。

これからは「お客さまに、自分たちからアピールしていく必要がある」と思っています。直販を通してお客さまとつながりができることで、今まで理解してもらえなかったことも、我々の主張が届くようになってくると考えています。

さらにこうした活動で得たノウハウは、これまでのビジネスパートナーさんともシェアできますよね。すると輪がさらに大きくなり、投資のすそ野が広がっていく。そうすれば今は35%で止まっているつみたてNISAや投資信託の認知度が、4割、5割というふうになると思っています。

今までは役割分担がハッキリしていて、運用会社さんは運用だけを担当していた。でも今はそれぞれの会社が活動範囲を広げて、新たな領域にチャレンジされているのですね。

はい、三菱UFJ国際投信という社名も、グループの銀行さんや証券会社さんと区別がつきにくい存在でした。主力商品の「eMAXISシリーズ」も、商品名をご存知の方は少なかったと思います。

ただ、インターネットの普及で、運用会社も一般の方に徐々に知られるようになってきました。テレビCMのようなイメージ広告でなくても、「この会社にはこういう投資信託があるんだ」「こういう会社が運用しているんだ」と知ってもらえれば、弊社をより深く知ってもらうきっかけになると思っています。

これから投資を始めるなら、まずは「バランス型」が安心


少し話は変わるのですが、つみたてNISAは老後資金や住宅購入のため、子供の学費のためなど、いろんな使い方ができますよね。御社としては、どのように活用するのがベストだと思いますか?

つみたてNISAは金融庁が商品を限定していて、「金融庁のお墨つき」のようになっています。「長期で資産運用をするためのツール」として良いわけですね。

正直、つみたてNISAの商品はたくさん(2019年6月現在、約160本)ありますが、どれを選んでも安心です。ただ、全ての商品に株式が入っているので、国内だけにするのか、海外の株式も入っているものにするかくらいは決めておくと良いですね。

そうですね、つみたてNISAでセレクトされている商品は、リターンに最も影響があるコストを抑えているインデックスファンドの割合が多いので、初心者でも始めやすいですよね。

初心者で、値動きが激しい株式はまだちょっと抵抗がある。。。という方なら、バランス型が安心ですね。

我々は「アセットクラス」という呼び方をしますが、国内の株式・海外の株式・国内の債券・海外の債券と、複数ありますが、迷うなら値動きの異なる様々なアセットクラスに分散投資しているバランス型があります。

基本的につみたてNISAの商品はどの商品も長期の資産運用に適格だと考えられていますが、その中で弊社でご提供している「eMAXIS Silmシリーズ」は、常に業界最低水準の運用コストを目指す仕組みになっています。

eMAXIS Silmシリーズは私もサイト内でオススメさせていただいています。実際、投資ブロガーのランキングでも1位になっていて、雑誌などでも取り上げられていますよね。とても良い商品だと思っています。

ちなみに、私がよくご相談いただく方の多くは30代くらいなのですが、これからつみたてNISAを始めるなら、どの投資信託が良いですか?

いま預金しかしていないなら、個人的には「バランス型の投資信託」が安心だと思います。値動きが相対的に穏やかなので、世界で大きなニュースがあっても焦る必要はないですし、気にしすぎると返って損をします。解約したり、また別の商品に変更したりといった手間をかけないためには、値動きが相対的に穏やかな商品が安心だと思います。

バランス型は、資産形成を始めるときのベースになるものだと思います。海外の株式だけなど、1つの資産に重点を置くと、価格が大きく変動して資産が目減りしてしまう可能性はあります。ベースを作った上で「自分は新興国が伸びると思う」のような考えがあれば、新興国に投資できる商品にお金を振り分ける方法もあります。

なるほど。ありがとうございます。御社のバランス型にはどんな種類がありますか?

「eMAXISシリーズ」に「8資産均等型」があります。他にも地銀さんなどで採用していただいている「つみたてんとうシリーズ」も「8資産均等バランス」があります。

投資信託の良さは、「投資にそこまで詳しくなくても、運用をしてもらえる」というところにあります。「知らないと買えない、危ない」という発想を変えて、弊社のような会社を信用していただければと思います。

ちなみにeMAXIS Slimシリーズは投信ブロガーと呼ばれる、いわゆる投資のプロの方々にかなり選んでいただいています。しかも「全世界株式」という、少しリスクの高いものが選ばれる傾向にあります。

一方、「eMAXISシリーズ」は、地銀さんなどのwebサイトから購入できます。Slimほどではないですがコストも安く、幅広い販売会社様にお取り扱いいただいているので、信頼につながっているのだと思います。

先ほどのmattocoさんでも、Slimシリーズをおすすめする感じなのですか?

商品のひとつとして打ち出しています。「始めて投資信託を買われるなら」というコンセプトで厳選してラインアップしています。

商品数が多いのは確かに魅力的なのですが、多すぎて購入できなくなる人がいるので、それは避けたいですね。弊社のmattocoの商品ラインナップは、現在17本です。

これはまさに行動経済学の話で、人は「選択肢は多いほうがいい」と思うんですが、反面、選択肢が多すぎると決断をやめてしまうんですね。ラーメン屋でトッピングメニューが多すぎて、「なしでいいや」となるのと同じです(笑)

なるほど、分かりやすいです(笑)

相場の上下をあまり気にしすぎず、とにかく一定額を買い続けよう

投資はよく「うさんくさくて怖い」と言われることもありますが、弊社を選んでいただくのは「安心感」というメリットもあると思います。

いま持っている100万円を、明日200万円になるという投資信託は、あるわけがないです。100万円を10年や20年かけて200万円や300万円にしていくスタイルのほうが、理にかなっています。これを多くの方に実践していただくために、我々は運用という形でフォローしたり、情報を提供したりしています。

弊社はMUFGというグループに属していますが、大きな金融グループに属しているということは、安心にも繋がると思います。

加えて、つみたてNISAも多くても月3万円くらいまで(年間40万円が上限)ですよね。3万円を投資して仮に2万8,000円くらいになっても、高い食事をしたくらい。怖いかもしれませんが、短期間で一喜一憂しないことですね。

さらに投資信託を含めリスク資産は、長期で持っているとプラスになるようにできています。資本主義経済は世界で見ると拡大していくので、長い時間をかけると対価が出るのです。

積立投資の場合、相場が上がっても下がっても同じ額を買い続けます。相場が下がったときは「安く買える」と考えてください。

あと、一番良いのは、周りで成功している人を見つけることですよね。

私は金融機関の販売員向けの研修でよく話すのですが、「まずは自分で始めてください」と言っています。積立投資を開始して3年や5年も経つと、多分増えているんですね。すると自分の経験を自分の言葉で語ることができるので、説得力が増します。

積立投資を長く続けると、いろんな経験をします。値上がりも値下がりもあるわけですが、「あのときはドキドキしたけど、それでも積立投資は自動だから続けられてきました。積み立てを始めてから5年立ちますが、100万円が200万円になってます」と話したら、最高のセールストークですよね(笑)

私の経験で言うと、積立投資で投資元本が倍になりました。これで住宅ローンを返済したんですよね。

ええ!すごいですね!

ありがとうございます。これも研修で話したんですが、400人くらいが「おおっ」となってくれて(笑)「また新しく積立を始めました」という話をするんです。すると、多くの人が「私もやってみようかな」と興味をもってくれましたね。

やはり、成功した人の言葉はこれから始める方にすごく響くと思います。

同じようになれないのは分かっていても、アップルのスティーブ・ジョブズやFacebookのザッカーバーグの本を買って読みますよね?イチローの本を買っても、イチローみたいな選手にはなかなかなれない。

でもみんな成功したいから、こうした本を買うわけですよね。世界的に有名な成功者になるのは難しいかもしれないけれど、積立投資で成功するくらいなら、可能性は高いですよね。

確かにそうですよね。積立投資って、日本人に向いていると思うんです。「コツコツ投資する」というのは、「コツコツ貯金する」というのと似ていますよね。ただ、「投資」という言葉がつくだけで、ネガティブなイメージをもっている方が多いのかなと。

そうですね、積立投資は実はみんな今までやっていた預金と、あまり変わらない仕組みですよね。社内預金などもあって、「みんなやってたじゃん」という世界で(笑)弊社のアンケートでも、「投資はまとまったお金が必要」と考えている方がまだ多いんですよね。

安定しやすいつみたてNISAで基盤となる資金を作りながら、慣れてきたら株式投資などほかの投資にもチャレンジしてみると良いかもしれませんね。

そうですね。私もそれがいいと思います。

投資信託はいつでも解約できるし、5,000円や1万円からでも始められる

あと、投資信託は「いつでも解約できる」というのも大きなメリットだと思います。「1万円以下からでも始められて、やめようと思えばいつでも大丈夫」というのは、実は多くの方に響いてますね。逆につみたてNISAの特徴である「対象期間が20年で、合計800万円(年間40万円×20年)まで非課税(税金がかからない)」というのは、あまり響かないようです。

ネット証券さんはワンコインで始められるので、その点ではすごく手軽ですよね。投資の心理的なハードルを、かなり下げられると思います。

ネット証券さんは本当に便利で手軽につみたてNISAを始められますし、初心者さんには手軽と思いますね。

ちなみにこれ、私が考えたキャラクターなんですが、「ツミタテントゥ」って言うんです。

かわいいですね、これ。

つみたてNISAの公式キャラクターは「つみたてワニーサ」ですが、ツミタテントゥは弊社のキャラクターとして考えたんですよね。通勤途中に降ってきまして(笑)弊社のサイトを見ていただくと、ツミタテントゥがいろんな格好をしているので、良かったら見てみてください。

てんとう虫って縁起が良いんですよね。「てんとう」って「お天道さま」から来ていて、光に向けて上っていくような意味があります。英語だと「Lady bug(レディバグ)」って言うんですが、害虫を食べたりするので、ラッキーバグみたいになっています。

つみたてんとうを、全国に飛ばしたいですよね。

ちなみに弊社で作った「つみたてNISAによろしく」も、実は累計で18万部発行されています。

ただ、都内の地下鉄都営線の駅に、実は冊子にしたものを1万部置いたんですよね。そしたら全部なくなって、「もうこれ以上は持っていく人いないかな」と思ってもう1万部置いたら、これも全部なくなりました(笑)

駅に置いた冊子が全部なくなるって、すごい人気ですね!積立投資を広めたいという情熱が、「つみたてNISAによろしく」からも伝わってきますね。

ありがとうございます。

こちらこそ本日は貴重なお時間をいただいて、ありがとうございました!

口コミやランキングでも評価が高い会社!「三菱UFJ国際投信」

今回インタビューをさせていただき、積立投資を広めたいという情熱が伝わってきて、お話を聞きながら私もとても共感しました。

大切なお金で資産運用をするなら、信頼できる会社のファンドを選ぶべき。三菱UFJ国際投信の人気商品「eMAXIS Slimシリーズ」は口コミやランキングでも評価が高く、まず買うべきファンドとしてオススメできます。老後や将来に向けて、まずは月に1万円や5,000円からでも良いので始めてみてくださいね。

つみたてNISAを始めるためにオススメの証券会社

当サイトオススメの証券会社は次の2つ!
実は街中の銀行などは、つみたてNISAの商品があまり充実していません。この理由は「販売することで、銀行の得られる利益が少ないため」です。
つみたてNISAの商品ラインナップが充実しているのは、圧倒的に「ネット証券」。その中でも次に紹介する2つは、約160本あるつみたてNISA対象商品を7~9割カバーしています。参考にして、証券会社を決めてくださいね。

1位:ポイントでつみたてNISAもできる!「楽天証券」

取扱い商品数 179本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・増額の設定
引落し方法 銀行口座・証券口座・楽天カード
ポイント付与 あり。年間約4,000ポイント
→毎月の積立33,333円を楽天カードで行った場合。楽天カードで積み立てた場合のみ、ポイントが「月額積立額×1%」付与される。

楽天証券は商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。SBI証券と取り扱い数は同数です。
また、楽天証券は「楽天ユーザーに使いやすい」という点がメリット。楽天アカウントで統一でき、口座開設もカンタン。さらに毎月の積立で、楽天ポイントも貯まります!また、2018年9月30日よりポイントを使って投信積立ができるように、2018年10月28日より、投信の積立で楽天カードで決済が可能となり、ポイントを貯められるようになりました。資産形成をしつつ、楽天でおトクに買い物ができますよ。楽天カードを使っている人にはもちろんのこと、今後使っていきたい!という方にもオススメです。
また、つみたてNISAについて相談したい場合、楽天証券は「つみたてNISA専用ダイヤル」を利用できます(無料)。

2位:国内株式個人取引シェアNo.1!細かな設定もできる「SBI証券」

取扱い商品数 176本
積立金額 最低:100円
最高:33,333円
積立頻度 積立方法:毎日・毎週・毎月
金額調整:毎月・ボーナス設定・NISA枠ぎりぎり注文
引落し方法 銀行口座・証券口座
ポイント付与 あり。年間108ポイント
→毎月の積立額が33,333円で0.05%付与のファンドを購入した1年目の場合

SBI証券はつみたてNISAの商品数のラインナップは業界ナンバーワンで、全商品のうち約90%をカバー。楽天証券と取り扱い数は同数です。
また、積立方法を「毎日」「毎週」「毎月」と細かく設定できるほか、ネット証券にもかかわらず「実店舗」があります。気になることがあればスタッフに直接相談できます。
業界ではSBI証券・楽天証券・マネックス証券を合わせて「3大ネット証券」と呼びますが、SBI証券はこの中でも口座開設者数がトップで、初心者にもオススメです!

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